Monday, September 29, 2008
今日の一言@ニューヨーク: Premium Matsutake from the state of Maine
ニューヨークの日本食品店にもマツタケが登場する季節となりました。日本から空輸かな、はたまた、中国産かしらん? と思って説明を見ると、メイン州産でした。しかも、「大自然の中に自生する天然の松茸の中から選りすぐった」とあります。メイン州の松林に自生する松茸なんだそうです。
確かにメイン州は松が多くあり、海岸線の松林はなんか日本の風景を思い出すような景色だったと記憶してます。が、天然松茸があるとは知りませんでした。
食べてみようかな、う~ん、この箱ひとつ21ドル45セントか…
プラスチックの上からでは香りがわかりませんでしたが、今日は見るだけで帰ってきました。
Saturday, September 27, 2008
今日の一言@ニューヨーク: A party to watch the first presidential debate
昨晩(26日)は大統領候補による討論第1弾。マケイン陣営が不良資産処理問題で揺れるこの時期に討論は延期すべき、と動いて金曜朝まで討論があるかどうか不明という異常な事態となりましたが、最終的にマケイン氏も出席を表明という経緯がありました。民主党地盤の固いニューヨークでは、マケイン氏のこうした政治的な行動に批判ごうごう。今だからこそ次期大統領がどのように危機を乗り越えようとして、どうゆう方針なのかを国民は聞く権利があり!という友人の声を多く聞きました。
そんな友人のひとりが、「June, 今晩は友人が討論パーティーをするのよ、一緒に行きましょうよ」とのお誘い。実は、彼女はうちのダーリンがもう3週間以上も留守にしていて私がひとりでいることを知っており、一緒に遊んでくれるシングルの友人。(この話はまた別途)
ビレッジにあるその友人の友人宅には、彼女の仲間が6人集まっていました。彼女以外はみんな始めて会う人ばかりでした。討論鑑賞パーティーともうしましょうか、とても素敵におつまみ類とシャンペン、ワインを用意して迎えてくれました。(写真2点)
実際の討論会場(於:ミシシッピー州)では、野次はさることながら、拍手も応援も禁止。テレビでは観客の様子が全くわかりません。しかし、このパーティーではもう野次と拍手、ため息、罵倒、もうなんでもあり。選挙権もなく外人で中立の立場である私以外は、全員がオバマ支持者ということもあり、オバマ氏への応援で盛り上がりました。
マケイン氏がとんでもなく曲解した話で攻撃を始めると、みんなが Distortionist! の叫び。 マケイン氏が途中でオバマ氏の経験の浅さを強調しようと、Senator Obama does not understandを連発すると、ここのパーティー会場は、YOU don’t get it!(YOUを強く発音)の連呼。
昨晩の討論の評価で今週末はまたアメリカ中が盛り上がるでしょう。このパーティーでは、オバマ氏がもっと攻撃的にマケイン氏を叩くべきだ、という意見がでてました。そして、
Obama was too gentleman in this debate ということでした。
みんな民主党派で、この8年のブッシュ政権の失策と、とんでもない経済環境に陥ったことへの怒りを感じている人たちだからでしょう。それに、ニューヨーカーはもともと攻撃的な性格ですから、はい。
Thursday, September 25, 2008
今日の一言@ニューヨーク: I used to be a plastic bottle.
マンハッタンのダウンタウン、トライベッカ地区は大型スーパーがなかったのですが、この夏、ついにオーガニック食品で有名なホールフーズが開店。「私はかつてペットボトルでした」と書かれたこのバック、これはこのスーパーで買える環境にやさしいという買い物袋。プラスチック製なので、かなり長持ちします。
この袋、デザインも緑のボトルがかわいいし、コピーも洒落ています。
「かつては(昔は)~でした」というこの構文、 主語+used to be…または、 主語+used to +動詞、憶えておくと便利です。
このスーパーでは普通、紙袋に買物の品を入れてくれます。でも、自分の買い物かご(袋)か、このスーパーで売っているこの買い物袋を使って、紙袋を遠慮すると、10セント引いてくれるのです。自然食、オーガニック、そして地元の生産物をなるべく仕入れるという会社の方針とエコへの関心度で、このスーパーの成長は米国各地で続いているようです。
Monday, September 22, 2008
今日の一言@ニューヨーク: Is it worth my contribution?
週末はお天気が良かったので、あちこちを散歩。ニューヨーク大学に近いワシントンスクエアに久しぶりに通りかかりました。お昼過ぎでおなかもすいたので、街角の屋台からホットドックとコーラを買ってベンチでちょっと一息。(写真左)“a hot dog, everything on it”というとマスタード、relishなどtopping 全部ですが、栄養価もなくカロリーのみです。が、たまにはいいか。と思ってベンチに座ると、目の前のお兄さん3人が芸を開始。
ピアノのジャズっぽいメロディーが始まり、まず一人が立ち上がり、ウオームアップのようにタップダンスをゆっくり始めました。もう一人はまだ靴をはいている最中。(写真中央)そしてピアノの曲はどんどんアップテンポのものに盛り上がり、ソロで各自がタップダンスを披露。(右)
ストリートアーティストは、お天気がいいといろんな出し物をもってワシントンスクエアに集まります。あまり芸ともいえないものから、手品、音楽演奏、様々です。勝手にやっているわけですから、気に入れば通行人は立ち止まって鑑賞し、1ドルくらいを渡します。(気前のいい人は2ドル、5ドルとあげます) 芸人はバケツや帽子などでこうした寄付を集めています。
このタップダンス、これまでに町で見たダンサーの中では上級レベル。エネルギーがあって、正確でダイナミックなパーフォーマンス。ホットドックを食べならのエンターテイメント、いつも評価の厳しい私も、彼らには1ドルを寄付。
Sunday, September 21, 2008
今日の一言@ニューヨーク: There are butterflies in the stomach.
大勢の人前で話をすると緊張します。私は地元のトーストマスターズというスピーチをするクラブに所属してます。慣れてはいるものの、やはり人前でスピーチする際(特に英語でする場合)はドキドキします。はい、今日の一言、びっくりされましたか。これ蝶がおなかにいることではないです。英語では、緊張して心臓ドキドキ、胃がキリキリするようなことをbutterflies in the stomachと表現します。
そんなことを考えていて、昨日は本当に蝶に遭遇。(写真上)
この蝶はMonarchという種類で北米と南米を移動するという信じられない蝶です。冬をメキシコで過ごし、3月ごろに一斉に北米の五大湖からカナダに向かって移動し、北米の夏で産卵、孵化。そこでその世代は死に絶えます。そして新しい世代が北米で春から夏に育ち、今度は秋になってメキシコの故郷で冬越えに帰ります。そのルートの途中、9月半ばごろニューヨークに大量にやってきます。ジェット気流に乗るんでしょうか、何千キロの旅をするという蝶です。しかし、どうやって前世代の住んだメキシコに帰れるのか。科学者らはその研究をしており、遺伝子探しも始まったようです。
ニューヨークで9月半ばに見られることが多く、年によってその数は様々。今年は非常に少ないみたいです。2001年9月、911直後には大量にこの蝶がヒラヒラとバッテリーパーク周辺を舞っていました。
私のおなかのbutterflies、スピーチ前にこれを克服するのは、一に練習、二に練習。今日は定例のトーストマスターズの会。私は司会役なのでそれほど緊張はしてないですが、それでも話のまとめ方を練習しなくちゃ。
ご参考)Monarchの移動についてのHP:
http://www.learner.org/jnorth/monarch/
http://www.monarchwatch.org/
Friday, September 19, 2008
今日の一言@ニューヨーク:A paradise for bookworms
読書の秋、とは誰が言い出したことなんでしょう。ニューヨークに来てからは季節と関係ないことばかり。冬でも暖房ガンガンで室内は半そで、食欲は通年。活字離れが叫ばれるこのごろですがニューヨーカーは読書好き。経営がむづかしくなっている本屋さんは当地でも同じではありますが、大手書店チェーンBarns & Nobleも健在で、著者によるサイン会や朗読会などもあちこちで開催されています。
しかしなんといっても本好きの人が集まるのは、Strandという古本+格安本の本屋さん。出版社が配布する批評用コピーの入手ルートがあるようで、新刊でも定価の2割、3割引きというケースもあります。(写真左) 最近は日本の小説やエッセーの翻訳本も増えてきて、村上春樹や吉本ばななの作品も目にします。(中央)地下と1階にぎっしりと並んだ本の数、距離にして18マイル(約29キロメートル)。棚はジャンル別、そして著者名のアルファベット順になっています。細く、暗い通路を廻って本を探すのは、なかなか面白い経験です。本好きの人には極楽の境地でありましょう。
Strandには年に数回行って、ごっそりと読みたい本を買ってきます。今日は、しばらく前に読んだLovely Bonesをご紹介します。郊外に住む平凡なティーンエージャーのスジーが、ある日忽然と姿を消します。実は近所の変質者に誘拐されて殺されてしまっているのですが、話はしばらく経ってから、死後のスジーが語り手となって始まります。彼女がいなくなって悲しみと期待に揺れる両親、兄弟を、姿が見えないですがすぐそばで、時には愛おしく、時には心配し、時にはいらいらしながら見つめます。1年以上経っても彼女の遺体は見つからず、家族の焦燥感は高まり、スジーは自分の居場所をなんとか家族に知らせたい、という風にスリルが増して展開します。
この本は数年前にベストセラーとなり、映画化が進んでいます。
Wednesday, September 17, 2008
今日の一言@ニューヨーク: Can Rakugo become an English word?
昨晩は桂かい枝さんの英語によるニューヨーク繁盛亭の公演に行きました。文化庁などの後援で、かい枝さんはこの6ヶ月間、米国各地を廻って英語で落語の公演をしてきました。今日が今回の米国ツアーのとり、前座に桂あさ吉さん、特別ゲストに桂三枝師匠も登場。
一緒に行った米国人の大学講師をしている友人は、かい枝さんの英語力(ほとんど完璧!)と表現力に感動し、落語の面白しさを満喫したとの感想でした。米人にも落語の歴史、落語の楽しみ方がわかるように説明を加えながら、非常によく考えられた話の展開でした。(写真左)あさ吉さんの英語は日本人らしい訛りがあり、それなりに面白いものでした。三枝さんは日本語で落語をして背後に英語字幕でした。しばらく見ないうちに、彼もお年を召しましたわ、と関係ないところでちょっとビックリ。(写真右)
司会は大阪で落語を学ぶカナダ人で、かい枝さんが落語の世界を英語で世界中に知らしめ、Rakugoを英語の語彙にいれたい、という野望をもっていることを話していました。Sushi、Tunamiと同じように、Rakugoもひとつのエンターテイメントとして英語になる日も近いでしょうか。
Monday, September 15, 2008
今日の一言@ニューヨーク:Black Monday – is this the beginning or the end of a crisis?
この週末からWall Street関連ニュースでこちらは蜂の巣をつついたような騒ぎです。老舗のリーマン証券が破産手続きに入り、メリルリンチがバンク・オブ・アメリカに買収され、AIGも資金注入でリストラへ、というニュースはすでに弱体化している米国経済、市場にダブルパンチ。株価急下落、ドル安に拍車がかかりました。
日本の銀行はどこもリーマンへの貸出しを行っており、特にあおぞら銀行は4億6300万ドルも貸しており、これが焦げ付かないかが心配でありましょう。
2週間ほど前、元クリントン政権の財務長官だったルービン氏とソマーズ氏があるインタビュー番組で、「大恐慌に次ぐほどの経済悪化が、今、米国に迫っている」と発言していたことを思い出して、今日は私も気分がどうもよくありません。
この春にやはり老舗ベア・スターン証券の破綻と政府救済策があり、サブプライム問題による金融業界の弱みは露呈され、あれで山を越えたのか、なんて思ったのは全くの誤解でした。あれは氷山の一角だったのですね。
金融危機、今日からまた新たに悪化が始まるのか、これで悪い膿がかなりでて終焉に向かってくれるのか。
日本の銀行はどこもリーマンへの貸出しを行っており、特にあおぞら銀行は4億6300万ドルも貸しており、これが焦げ付かないかが心配でありましょう。
2週間ほど前、元クリントン政権の財務長官だったルービン氏とソマーズ氏があるインタビュー番組で、「大恐慌に次ぐほどの経済悪化が、今、米国に迫っている」と発言していたことを思い出して、今日は私も気分がどうもよくありません。
この春にやはり老舗ベア・スターン証券の破綻と政府救済策があり、サブプライム問題による金融業界の弱みは露呈され、あれで山を越えたのか、なんて思ったのは全くの誤解でした。あれは氷山の一角だったのですね。
金融危機、今日からまた新たに悪化が始まるのか、これで悪い膿がかなりでて終焉に向かってくれるのか。
Sunday, September 14, 2008
今日の一言@ニューヨーク: Street fairs and festivals attract so many visitors.
日本の秋はお祭りの季節。マンハッタンでも夏の終わりから秋にかけて、街のあちこちでイベント(Street Fairs)やお祭り(Festivals)が開催されます。この週末、リトルイタリーでは恒例のThe Annual Feast of San Gennaroがありました。サン・ジェネロはナポリの町の守護聖人。ナポリ出身の移民らが中心となって1926年にこのお祭りをリトルイタリーで始め、今でも毎年この時期はマルベリー・ストリート(Mulberry Street)で守護聖人をやぐらに載せてお神輿のようなパレードがあります。昨日13日午後がパレードでしたが私は用事があって見にいけませんでした。いつもすごい人並みとなります。
この週末、美味しそうなイタリアンソーセージやお菓子、ジェラートの出店が並びます。
(写真左、中央)
今日は、出店でジェラートを食べ、そのあとロワーイーストサイドのオーチャード・ストリート(Orchard Street)に向かいました。Pickles Dayとやらで、いろんなピクルス(漬物)が出店で試食できるというので行って見ました。(写真右)アメリカでは通常Picklesといえば小型キュウリのkirbyの酢漬けです。ニューヨークのDeliでサンドイッチを注文するとよくついてくるものです。
ロワーイーストサイドには昔から東欧やロシア移民を中心にピクルス屋さんがありました。寒い地域では夏の野菜(きゅうり、カブ、キャベツなど)を漬物にして保存したんですね。今ではもう2件しかないですが。国際化したPickles Day、キムチもありました。
サン・ジェネロについて(ご参考)
http://www.sangennaro.org/
日本語WikiでもSan Gennaroででてきます。この聖人、聖ヤヌアリウスとも言うそうです。
Friday, September 12, 2008
今日の一言@ニューヨーク:The early bird catches the worm
毎週金曜日朝8時半から、バッテリーパークにあるバレーコートで大極(Tai Chi)を無料で教えてくれると聞いてから早3ヶ月。なかなか間に合うように起きられず、起きたら雨っぽかったり、と行けませんでした。今日、目覚ましをかけて8時10分すぎに家を飛びだし、やっと初参加してみました。
早起きは三文の徳(得?)ともいうし、英語だって早起き鳥は餌にありつく、こんなに朝から気持ちをすっきりさせて爽快になりそうな大極に励めばいいことあるに違いない! そう言い聞かせて、やってみました、ひさしぶりの大極。(写真左)
2年ほど前に少しかじったのですが、全然動きを憶えていないので、先生からは特別指導です。でも、この先生、教え方が今ひとつ。無料だから文句言えないか、と思いつつ帰りがけに他の参加者も同じように愚痴をこぼしていたので私だけではなかったようで、ちょっと安心したりしました。
ハドソン川を見ながら、自由の女神に見守れて、すがすがしい秋の朝日を浴びて心地よい一日の始まりでした。もうススキの穂もフワフワしてきました。
Wednesday, September 10, 2008
今日の一言@ニューヨーク: The Tribute of Lights
今年も9.11が明日に迫りました。今日もあの日と同じように澄んだ青空。
昨晩、うちの南の窓から空を見上げるとWTC跡地から今年も青い2本の光が空に向かっていました。早速屋上に上って写真を撮ってみましたが、このカメラではほとんど写ってないですね。うちから現場まで約700メートル。
これはTribute of Lightsと名づけられ、二人のアーティストが構想を練って2002年に始まったものです。9月11日数日前から、マンハッタン南の空にそびえます。88個のサーチライトを使っているそうで、その青く、悲しい色の2本の光の柱は、また涙を誘います。
7年前のあの日、朝8時すぎダーリンを送り出して茶を飲もうとしていたらドーンという音が。気にもとめずにいたら、つけっぱなしのテレビからWTCに小型セスナかなにかが突っ込んだ、という臨時ニュース。窓から見たら本当に火の手が上がっていました。もう外ではサイレンが鳴り響きます。すぐに屋上に上って、あれあれ、こりゃどうやって消火するのやら、と見ている時にもう一方のビルが目の前で火の玉に飲まれてしまいました。北の方向から見ていた私には、南から突入した機体が全く見えず、大型時限爆弾か、と一瞬思ったと同時に、私は自分でも信じられないくらいの悲鳴をあげて腰を抜かしていました。
気持ちを整理しながら部屋に下りてきてテレビをみて、2機目の突入とわかり、他にも飛行機がペンタゴンに突っ込んだニュースを知りました。東京の両親が心配してるか電話をしたら、テレビを見ておらず、なんのことかチンプンカンプン。テレビをつけてしまってからは今度は逆に心配させてしまって、電話がつながりにくくなってさらに恐怖を煽ったようです。
テレビとインターネットで状況を見ていたのですが、みんな消火作業でなんとかなると信じていました。ひとりでも助かるように、逃げられるように祈っていました。ところが10時すぎにビル崩壊。うちは震度2くらいの揺れを体験。米国、世界各地からの友人らがつながりにくい中、電話してくれました。
午後マンハッタンへは立ち入り全面禁止になりました。ということはダーリンは帰ってこれない。ひとりでも大丈夫!私はいえを守る!という言い張る私でしたが、You have to be with meと説得され、午後6時、私はコンピュータと数日分の着替えをバックパックにいれてニュージャージーへ。
もう地下鉄もバスも全面停止となっており、34丁目の埠頭からハドソン川を渡る船に乗るしかありません。自転車で埠頭に向かう途中、マンハッタンはもうゴーストタウン。警察と軍隊、周辺の州から駆けつけたさまざまな制服のハイウエーパトロール警官まで街角に並び、厳重体制を敷いており、いくつかのビルの上にはスナイパー要員も。何回も警官に呼び止められ、あっちの道へいけ、こっちに向かうな、とみんなピリピリ。自転車をこぐうちに、知らず知らずに涙がぼろぼろ。いえを捨てて安全なところに逃げねばならない難民の気持ち、痛いほどわかりました。
そしてあれから7年、アメリカはまたすっかり変わってしまいました。
南の空に向かって合掌。
Tuesday, September 9, 2008
今日の一言@ニューヨーク: A vending machine for dog treats?
マンハッタンのトライベッカ(TRIBECA: TRIangle Below CAnal Street)の住人になって早11年。人口が少なくて治安も今ひとつの静かな地区から、家族向けのコンドが林立してすっかりFamily Friendlyな地域となりました。乳母車が非常に増えてこのへんもミニ・ベビーブーム。それとともに、ペットの犬の数も上昇。
ペット(特にワンコ)ショップ、ワンコ美容院+ワンコホテルといいますか数時間~数日預かってくれる、といったそんな商売もいくつかうちの周りにも登場。10年一昔といいますが、すっかり様変わりしたものです。
ペットショップの前(写真右)には、25セントのコインで買える犬の「おやつ」の自動販売機まで(写真左)。その隣は飼い主向けの風船ガム。
金魚ちゃんを失い、次のペットはどうしよう、と思い始めたりして今日はペットショップの前で立ち止まってみました。
ペット(特にワンコ)ショップ、ワンコ美容院+ワンコホテルといいますか数時間~数日預かってくれる、といったそんな商売もいくつかうちの周りにも登場。10年一昔といいますが、すっかり様変わりしたものです。
ペットショップの前(写真右)には、25セントのコインで買える犬の「おやつ」の自動販売機まで(写真左)。その隣は飼い主向けの風船ガム。
金魚ちゃんを失い、次のペットはどうしよう、と思い始めたりして今日はペットショップの前で立ち止まってみました。
Thursday, September 4, 2008
今日の一言@ニューヨーク: A maverick and a hockey mom
共和党大会が今晩(木曜夜)、マケイン大統領候補の指名受諾演説で終了しました。ハリケーンのために1日短縮した大会でした。昨晩は初の共和党女性副大統領候補として、話題を集めているペイリン副大統領候補。スピーチの内容は二人ともにキーワードが、Change、あれ、どっかで聞いたような?民主党のテーマと似てます。やはり国民の8割が現政権からの変化を望むといわれている中、現政権の共和党でありながら、なんとか現状を打破するためには変化をもたらす大統領が求められていることに敏感に反映しているのでしょう。
マケイン氏は共和党の中でも亜流で活躍してきたmaverick、一匹狼的な存在でした。ベトナム戦争で負傷、さらにPOW(捕虜)として5年以上という経験の持ち主で、党派を超えて尊敬されている上院議員であることは周知のこと。そして、彼が選んだ副大統領候補が全校的には全く無名のアラスカ州知事、自称、hockey mom (アイスホッケーする子の世話をするママ)。これはsoccer mom というよく使われる表現とほぼ同様、郊外の中流主婦層(働いているケースも含む)で子供のサッカーの練習や試合にSUVでお迎え送りをするような人たちで、911以降に米国を守らねば、家族を守らねば、という強い意識を持った層。アラスカという土地柄、ホッケーがでてきたのかと思ってましたが、ホッケーはいくらかブルーカラーのスポーツ、という解釈もあるようです。
さあ、一匹狼とホッケーママ、オバマとバイデンのチームとの一騎打ちが始まりました。演説を聴く限り、個人的には圧倒的にオバマ氏の国家的レベルでのビジョンの話のほうが面白かったのですが、政治の世界はどうなるかわかりません。選挙権もない私としては傍観です。
マケイン氏は共和党の中でも亜流で活躍してきたmaverick、一匹狼的な存在でした。ベトナム戦争で負傷、さらにPOW(捕虜)として5年以上という経験の持ち主で、党派を超えて尊敬されている上院議員であることは周知のこと。そして、彼が選んだ副大統領候補が全校的には全く無名のアラスカ州知事、自称、hockey mom (アイスホッケーする子の世話をするママ)。これはsoccer mom というよく使われる表現とほぼ同様、郊外の中流主婦層(働いているケースも含む)で子供のサッカーの練習や試合にSUVでお迎え送りをするような人たちで、911以降に米国を守らねば、家族を守らねば、という強い意識を持った層。アラスカという土地柄、ホッケーがでてきたのかと思ってましたが、ホッケーはいくらかブルーカラーのスポーツ、という解釈もあるようです。
さあ、一匹狼とホッケーママ、オバマとバイデンのチームとの一騎打ちが始まりました。演説を聴く限り、個人的には圧倒的にオバマ氏の国家的レベルでのビジョンの話のほうが面白かったのですが、政治の世界はどうなるかわかりません。選挙権もない私としては傍観です。
Monday, September 1, 2008
今日の一言@ニューヨーク:Labor Day means the end of summer for many Americans
今日は9月の最初の月曜日、Labor Dayで全国的な祭日。この連休が終わると、いよいよ夏も終わりとなり、秋の気配が深まります。学校、大学も9月から始業で、事実上、これで夏休みが終わります。この2週間くらいはBack to school saleという広告が目立ち、文房具や通学に着る洋服、靴などのバーゲンもありました。
この週末、友人の持つコネチカットの別荘にお邪魔しました。ポートオーソリティーのバス停から1時間半ほど北上し、サウスベリーという町へ。そこでピックアップしてもらい、さらに15分ほど、見渡す限りの森に囲まれた自然の中にありました。とにかくお隣が見えない、というのがいいです。(一番近いお隣は300メートルくらい離れてあるんですが、木々に囲まれていて見えないのです。)
彼らはマンハッタンで週日を過ごし、週末は金曜の夜からここでジャクージー付のプールでのんびりして英気を養う、という生活です。夏場が中心ですが、冬でも2週間に一度はここで過ごすということでした。2階建ての大邸宅で、下は巨大なサンルームとリビング2つに食堂2つ、2階にベッドルームが3つ。ゲイのカップルなので子供はいませんが、親類や友人をよんでいつもにぎやか。
昨日の夜は、近くの農家で野菜、町のスーパーで肉を買ってバーベキューをしました。(写真左、中央)テーブルの向こうにプールがみえますでしょ。
野菜を買った農家の出先には、野牛がのんびりと日向ぼっこをしていました。(右)
ほんとに、豊かな自然で、豊かな生活。
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