Wednesday, September 17, 2008

今日の一言@ニューヨーク: Can Rakugo become an English word?



昨晩は桂かい枝さんの英語によるニューヨーク繁盛亭の公演に行きました。文化庁などの後援で、かい枝さんはこの6ヶ月間、米国各地を廻って英語で落語の公演をしてきました。今日が今回の米国ツアーのとり、前座に桂あさ吉さん、特別ゲストに桂三枝師匠も登場。

一緒に行った米国人の大学講師をしている友人は、かい枝さんの英語力(ほとんど完璧!)と表現力に感動し、落語の面白しさを満喫したとの感想でした。米人にも落語の歴史、落語の楽しみ方がわかるように説明を加えながら、非常によく考えられた話の展開でした。(写真左)あさ吉さんの英語は日本人らしい訛りがあり、それなりに面白いものでした。三枝さんは日本語で落語をして背後に英語字幕でした。しばらく見ないうちに、彼もお年を召しましたわ、と関係ないところでちょっとビックリ。(写真右)

司会は大阪で落語を学ぶカナダ人で、かい枝さんが落語の世界を英語で世界中に知らしめ、Rakugoを英語の語彙にいれたい、という野望をもっていることを話していました。Sushi、Tunamiと同じように、Rakugoもひとつのエンターテイメントとして英語になる日も近いでしょうか。