Saturday, September 27, 2008
今日の一言@ニューヨーク: A party to watch the first presidential debate
昨晩(26日)は大統領候補による討論第1弾。マケイン陣営が不良資産処理問題で揺れるこの時期に討論は延期すべき、と動いて金曜朝まで討論があるかどうか不明という異常な事態となりましたが、最終的にマケイン氏も出席を表明という経緯がありました。民主党地盤の固いニューヨークでは、マケイン氏のこうした政治的な行動に批判ごうごう。今だからこそ次期大統領がどのように危機を乗り越えようとして、どうゆう方針なのかを国民は聞く権利があり!という友人の声を多く聞きました。
そんな友人のひとりが、「June, 今晩は友人が討論パーティーをするのよ、一緒に行きましょうよ」とのお誘い。実は、彼女はうちのダーリンがもう3週間以上も留守にしていて私がひとりでいることを知っており、一緒に遊んでくれるシングルの友人。(この話はまた別途)
ビレッジにあるその友人の友人宅には、彼女の仲間が6人集まっていました。彼女以外はみんな始めて会う人ばかりでした。討論鑑賞パーティーともうしましょうか、とても素敵におつまみ類とシャンペン、ワインを用意して迎えてくれました。(写真2点)
実際の討論会場(於:ミシシッピー州)では、野次はさることながら、拍手も応援も禁止。テレビでは観客の様子が全くわかりません。しかし、このパーティーではもう野次と拍手、ため息、罵倒、もうなんでもあり。選挙権もなく外人で中立の立場である私以外は、全員がオバマ支持者ということもあり、オバマ氏への応援で盛り上がりました。
マケイン氏がとんでもなく曲解した話で攻撃を始めると、みんなが Distortionist! の叫び。 マケイン氏が途中でオバマ氏の経験の浅さを強調しようと、Senator Obama does not understandを連発すると、ここのパーティー会場は、YOU don’t get it!(YOUを強く発音)の連呼。
昨晩の討論の評価で今週末はまたアメリカ中が盛り上がるでしょう。このパーティーでは、オバマ氏がもっと攻撃的にマケイン氏を叩くべきだ、という意見がでてました。そして、
Obama was too gentleman in this debate ということでした。
みんな民主党派で、この8年のブッシュ政権の失策と、とんでもない経済環境に陥ったことへの怒りを感じている人たちだからでしょう。それに、ニューヨーカーはもともと攻撃的な性格ですから、はい。