今日はお昼に久しぶりにお寿司でも食べたいな、とは思ったものの、先月のニューヨーク・タイムズ紙の記事を思い出して躊躇しました。同紙の独自調査によると、ニューヨークの大手スーパーやレストランのマグロから基準をはるかに超えるMercury水銀が検出された、というもの。こちらの日本人にも人気のレストラン、ガリやノブも入っており、かなりショックなニュースでした。
同記事によると、検査対象となったマグロの種類はBlue Fin。日本だと本マグロとかクロマグロといわれるものです。どこで獲れたBlue Finでも高い濃度の水銀が含まれるそうです。というのは、Blue Finは長生きなので体内の蓄積量が増えるからなんだそうです。
同記事では、2007年にニューヨーク市健康保健局が調査したところ、ニューヨークのアジア系住民層と高収入住民層の血液中水銀含有レベルが米国平均の3倍もあった、ということも伝えていました。水銀含有レベルの高い魚を多く食べるから、という健康保険局の分析でした。
日本各地で血液中水銀含有レベルを調べたら、きっとニューヨークのアジア系住民やお寿司好きな億万長者よりずっと高いのでは?と、心配です。
今日は結局、カリフォルニアロール系にしておきました。