昨日ヘアカットに行ってスタイリストと話しをしていたら、今年になってお客さんの訪問頻度が減っているということです。男性だとショートだから、1ヶ月に一度という人が主流だったのに、今年になって1ヶ月半~2ヶ月に一度になっている、と言ってました。女性は人によるけど、カットやカラーリングの間隔が長くなっているそうです。食品・日常品、ガソリン代が高騰してもお給料は変わらず売上げも伸びず、失業も増えてきているから、節約する部分は美容、ファッション系経費。整形美容手術も減っているとか。こんなところにも米国の経済不況は深刻化の兆候が見られます。
ノーベル経済学賞受賞のスティグリッツ教授(コロンビア大学)は、米国経済はすでに不況で、大恐慌以来の最悪の不況のひとつになろう、とメディア取材で答えているのが心配。真剣にこの1週間くらい心配していると、今日のWSJ(ウオールストリートジャーナル紙)だとエコノミストの多くが4月の推測より「思ったより不況は進行しておらず、悪くなってない」とコメントを出しているそうで、これまた困惑。でもエコノミストの分析は専門的で、数字をみてもどこがよくなっていると判断する材料なのかは判断しにくい…
庶民はやはり肌感覚、日常的に周りで起こっていることで判断するしかないですね。ガソリンもさることながら、去年からガス代・電気代も10%アップ、パンの値段は15%アップ、パスタも10%アップ、そして一方では私の年金積立運用レポートが下降中。
ヘヤスタイリストのYさん、ごめんなさい。私も次のカットまで、通常の3ヶ月から4ヶ月に伸ばすかもしれません。