Sunday, November 2, 2008
今日の一言@ニューヨーク: Her songs brought tears to my eyes.
今年のハロウイーン(おととい10月31日)は穏やかな秋日和で気温は18度。昼間から仮装した子供も大人をあちこちで見かけて楽しんでお買い物をしていたところ、ソーホーのある有名レストランの前にパパラッチ(paparazzi)と野次馬の人だかり。(写真) ハロウイーンをニューヨークで過ごすトム・クルーズとケイティー・ホームズが食事をしているとのこと。出てくるところを待ってられないので私は帰途へ。
夜7時半、カーネギーホールでアメリカ人の友人と待ち合わせ。彼の奥さんは日本人で、彼女のために高橋真梨子のチケットをあるルートで入手したのに、奥さんが日本出張。急遽、私が代理出席となったのでした。ホールの前はほとんど日本。こんなに日本人がニューヨークにいたの??というくらい全部日本人。
2800人も入るホールはほぼ満席。オーケストラ席のステージから10列くらいは、JALパックで日本から駆けつけたファンの人たち。高橋真梨子がステージに立って挨拶を始めると、和気あいあいとステージと客席で会話まで始まってリラックスした展開でした。
そしてスタートは、「ジョニーへの伝言」や「5番街のマリー」。え、え、え、あれってペトロ&カプリシャスじゃなかった?(無知な私は彼女がペトロ&カプリシャスのボーカルだったとしらず…)
それからしばらく、全くしらない持ち歌がつづいたあとに「桃色吐息」。そして「別れの朝」も。なつかしいメロディーに刷り込まれたティーンから大学のころの自分の思い出がその歌声とともに戻ってきて、急に感傷的になってきました。目頭が熱くなる思いでした。
3回のお色直しをした真梨子さん、途中でナタリーコールのUnforgettableなどのナンバーをいれ、じっくり2時間20分。充実したコンサートでありました。
10時半すぎ、すっかり日本の記憶の世界からニューヨークの街に一歩でると、悪魔やら死神やらが闊歩しておりました。
私も友人もそれぞれ伴侶が出張中。ふたりで近くの焼く鳥屋に繰り出しました。日本語がかなりできる友人は非常に楽しんだ模様。私も目頭が熱くなるコンサートはひさしぶり。ちょっと最近おセンチになっているのかな。