Wednesday, November 12, 2008
今日の一言@深セン: Commercialization of Mao Zedong, or is the restaurant championing Chairman Mao?
メニューが中国語しかないレストランに行きました。ダーリンが中国人の友人に連れられてしばらく前に来たところで、漢字が一応読める私がいればまた行ける!と思ったようです。これは誤算ではありますが、地元の人でにぎわう湖南料理のレストラン・チェーン店「老郷村」でした。
湖南といえば、毛沢東の出身地。このレストランのテーマは、毛主席と同じ出身地の衣家による郷土料理といったもの。衣家がほんとにいるのかは不明ですが… 郷土料理ですから洗練されてはいませんが、ここは鍋料理が中心。有名なのは大型の魚の頭の煮込み。卓上ガス鍋でみんなでつっつくもので、どのテーブルでもみんなそれを食べていました。(写真左)
食べるところが少なそうなので、私たちは「黄魚」のにんにく・唐辛子煮、衣家スペシャル豆腐鍋、空菜炒め、激辛春雨を注文しました。(写真中央) 湖南には海に面してないので、昔からの郷土料理といえばきっと川魚なんでしょう。この「黄魚」は15センチくらいの大きさで、白身でさっぱりしたお味。美味しかったのは豆腐鍋で、絹ごし豆腐にひき肉団子が中央に詰まっていて、豆腐表面がサクッと焼いてあってそれをニンニクと葱などで煮込んでありました。
出口の壁には、
「幸福感謝毛主席
翻身不忘共産党」
パイプのおじいさんが衣先生?
深センにはもうひとつ、湖南料理チェーンレストラン「毛家飯店」があり、こちらも6月に来たときに試してみましたが、ファミリーレストラン風でした。「老郷村」のほうがrustic と申しましょうか、その田舎臭さがなんともいえない感じでした。