Tuesday, April 29, 2008
今日の一言@ニューヨーク: Do you skip breakfast?
朝は食欲が今いち。朝食を抜いてしまうことも多い今日この頃。
ニューヨークの朝食といえば、ベーグルにクリームチーズ。ベーグル屋として有名なのは、H&HやEss-a-Bagel などがありますがうちから遠いので年に数度しかいけません。が、最近ダウンタウンのうちの近くにZucker's Bagels & Smoked Fishが開店。ベーグル店チェーンですが、なかなかのベーグルの質。もちもちっとしていて、外はカリッとしてます。このチェーン店、マンハッタンに数箇所あります。ここの売り物は、10種類以上のベーグル、さらに10種類以上のクリームチーズと7種類のスモークフィッシュ。その場でサンドイッチにしてくれます。
ベーグルにクリームチーズとスモークフィッシュを挟んで食べることがニューヨーカー・スタイル。Bagel with cream cheese and loxはその代表格。Lox ロックスは、冷燻製スモークサーモン。もともとはユダヤ系住民の好物でしたが、今ではニューヨークのレストランのブランチ・メニューの定番です。
今朝は甘めのクリームチーズとベーグルにコーヒーにしました。クリームチーズにはメイプルシロップと胡桃、干しブドウが混ぜ合わさったもので、サッパリ系の甘み。ベーグルは直径15センチくらいあり、このクリームチーズも2センチの厚み。半分でおなか一杯になる大きさですよね。
しばらく前に新宿の三越地下ベーグル店で一度食べたことがありますが、はっきりいってベーグルじゃなかったです。
Friday, April 25, 2008
今日の一言@ニューヨーク:Can you survive without the Internet?
今の生活からEメールやインターネットがなくなったらどうなるか。自宅のコンピューター、ブラックベリーやi-Phone、携帯電話を全部オフにして一日を過ごす、という日を週に一度設けよう、と私は決心しました。
というのは、うちのダーリンがi-Phoneを買ってからというもの、肌身離さず、トイレにまでに持っていってしまうという状態。即座にその場でインターネットで調べることができるので、食事中も話題にのぼったことをウエブでチェックしてみようとi-Phoneを持ち出し、散歩に行っても地図を調べようとi-Phoneが登場。食事中の会話が途切れ、散歩で予定外の景色や意外な発見などの楽しさも失われ、私はもう爆発!
土曜日か、日曜日のどちらか一日は、絶対に家ではインターネットの世界から隔離した生活を送るぞ!と一方的に宣言して、4月からまず自分だけで実行を始めました。もともと週末にはあまりコンピュータを使わないようにしてましたが、全く一日手をつけない、というのは不安もあります。でもやってみるとそんなに問題なし。
というのは、うちのダーリンがi-Phoneを買ってからというもの、肌身離さず、トイレにまでに持っていってしまうという状態。即座にその場でインターネットで調べることができるので、食事中も話題にのぼったことをウエブでチェックしてみようとi-Phoneを持ち出し、散歩に行っても地図を調べようとi-Phoneが登場。食事中の会話が途切れ、散歩で予定外の景色や意外な発見などの楽しさも失われ、私はもう爆発!
土曜日か、日曜日のどちらか一日は、絶対に家ではインターネットの世界から隔離した生活を送るぞ!と一方的に宣言して、4月からまず自分だけで実行を始めました。もともと週末にはあまりコンピュータを使わないようにしてましたが、全く一日手をつけない、というのは不安もあります。でもやってみるとそんなに問題なし。
Thursday, April 24, 2008
今日の一言@ニューヨーク: There are environmental consequences to the distances food travels
「ノルウエー沖で捕れた鱈は中国に運ばれ、そこで処理されて切り身パッケージになって欧州各国へ」
「米国でキウイが一年中食べられるようになったのは、ニュージーランドが冬の時にイタリア産が入ってくるから」
世界を駆け巡っている各地の特産品。今朝のニューヨークタイムズ紙を読んでいたら、食べ物の移動が環境問題へ影響する話が載ってました。食材・食品の輸送が世界にまたがって長距離で大量になり、運送によって発生する二酸化炭素量もどんどん上昇中なので、EUでは運送と供給に関わる二酸化炭素排出規制と税金を検討している、という内容です。EU圏内に入ってくる際、輸送手段である空路、海路、陸路全てに環境税を付加することを視野にいれているとのこと。
規制案(課税)には、大手スーパーチェーンや運輸業は反対しているそうですが、これまでになく食品が世界中を駆け巡ることが二酸化炭素排出量を増やすことになるという懸念を否定できない立場です。
いつでもどこでも、世界中から美味しいものが季節に関係なく食卓にのぼる、ということに慣れてしまった消費者のひとりとして考えさせられました。その裏には環境問題もあるのだ、ということは忘れがちでした。
写真は全く関係ないですが、マンハッタンで満開の八重桜たち。桜もその昔、海を渡って日本から運ばれたんですね。その運送も二酸化炭素を排出してたんでしょうか。
Wednesday, April 23, 2008
今日の一言@ニューヨーク:When you felt the call of nature…
ぽかぽか陽気、散歩しよう、という気にさせてくれる一日でした。いえいえ、散歩の話、環境の話ではありません。
お昼に友人とミッドタウン45丁目でランチをして別れた後、「あ~、レストランで行っておけばよかった…」 自然のお呼びで、お手洗いに行きたい、ということになり、近くにホテルがあるかをまず考えたのですが…すぐ近所にはない。選択肢は、そこからほぼ同じ距離のグランドセントラル駅か、ブライアントパーク(Bryant Park)か。公園も見たいし、帰りに41丁目のベアードパパのシュークリームを買うのに便利なので、ブランアントパークまで一目散。
公園に隣接する公衆トイレは2006年に改造費20万ドルをかけて修復、ニューヨークで一番清潔でメンテの良いトイレと言われています。いつも切花が飾ってあり、清掃の人が常駐。無料でここまで手をかけている公衆トイレは他に心当たりがありません。
ブランアントパークは42丁目沿いの5番街から6番街の間にある都会のオアシス。しかし1990年代初めごろまでは放置されてホームレスと麻薬売買人の棲家となり、足を踏み入れるようなことではなかったのですが、今は見違えるように再開発されました。公園ではファッションウイークのショーも行われますし、夏は野外映画上映も。公園内には無料LANも提供され、陽気のいい日にはPCをもって仕事をする人もいます。
写真左、中央は公衆トイレの建物と入り口
写真右: 公園内には春から夏にかけてメリーゴーアラウンド設置。馬に飽きたらカエルもかわいいですよね。
ちなみに41丁目のマジソン街と5番街の間はジャパン・タウンと言われ、日本食レストラン・惣菜店、食品店、ブックオフなどが並んでます。
Tuesday, April 22, 2008
今日の一言@ニューヨーク: You should read a prenup carefully.
4月22日、11日22日は良い夫婦、いい夫婦、の語呂合わせでイベント日であるそうですね。オシドリ夫婦でいつまでも仲良く人生を一緒に歩みたいのは皆の願いです。が、現実は厳しいこともあります。
夫婦2組に一組は離婚する米国では身近でも友人夫妻の離婚がいくつかありました。米国は州によって離婚の手続きが違うのですが、基本的には日本のような判子ひとつで離婚完了はないので、時間、労力、お金がかかります。
米国人男性と結婚した日本人の友人が1年半に及ぶ離婚裁判劇の末、先月やっと離婚合意書を交わし離婚となりました。彼のほうから一方的な離婚申請であったため、それぞれが弁護士を雇って法廷に持ち込むケースとなり、彼女の心労と苦悩は大変なものでした。争点は、1)結婚時のプリナップ(Prenup:prenuptial agreementのことを短縮して口語でプリナップといいます)の内容の解釈、2)離婚の条件、の2点。プリナップは結婚前に合意する財産分与関連契約書のこと。彼女の場合、彼の結婚前の財産を一切放棄することに合意していたため、一方的に離婚申請されて住んでいた家は彼のものだから出て行け、という話に進んだのでした。そんなひどい話はない!ということで、彼女の弁護士は州法に鑑みて内容の吟味をして、離婚の条件を法廷に提出。
1年以上経って、法廷での争いの長期化を避けたいと双方が歩み寄りをはじめて、このたびふたりの弁護士が和解交渉に成功した、ということでした。ちなみに彼女の弁護士代は日本円で350万円を越えていたそうです。「プリナップをよく知らずにサインした私がバカだった。あなたもちゃんとプリナップを読んでおいたほうがいいわよ!」と彼女。「うちはプリナップなんてないもん。うちは日本人夫婦と同じよ~。」と私。
結婚をどこで(どの国、州)しても、離婚は住んでいる場所でできるそうで、日本で結婚した日本人カップルでもニューヨーク在住が長くなってニューヨーク州法によって離婚したケースもあります。その方がきちんと養育費・慰謝料がとれるのだそうです。
いい夫婦の話が暗い話になって、すいませ~ん!
夫婦2組に一組は離婚する米国では身近でも友人夫妻の離婚がいくつかありました。米国は州によって離婚の手続きが違うのですが、基本的には日本のような判子ひとつで離婚完了はないので、時間、労力、お金がかかります。
米国人男性と結婚した日本人の友人が1年半に及ぶ離婚裁判劇の末、先月やっと離婚合意書を交わし離婚となりました。彼のほうから一方的な離婚申請であったため、それぞれが弁護士を雇って法廷に持ち込むケースとなり、彼女の心労と苦悩は大変なものでした。争点は、1)結婚時のプリナップ(Prenup:prenuptial agreementのことを短縮して口語でプリナップといいます)の内容の解釈、2)離婚の条件、の2点。プリナップは結婚前に合意する財産分与関連契約書のこと。彼女の場合、彼の結婚前の財産を一切放棄することに合意していたため、一方的に離婚申請されて住んでいた家は彼のものだから出て行け、という話に進んだのでした。そんなひどい話はない!ということで、彼女の弁護士は州法に鑑みて内容の吟味をして、離婚の条件を法廷に提出。
1年以上経って、法廷での争いの長期化を避けたいと双方が歩み寄りをはじめて、このたびふたりの弁護士が和解交渉に成功した、ということでした。ちなみに彼女の弁護士代は日本円で350万円を越えていたそうです。「プリナップをよく知らずにサインした私がバカだった。あなたもちゃんとプリナップを読んでおいたほうがいいわよ!」と彼女。「うちはプリナップなんてないもん。うちは日本人夫婦と同じよ~。」と私。
結婚をどこで(どの国、州)しても、離婚は住んでいる場所でできるそうで、日本で結婚した日本人カップルでもニューヨーク在住が長くなってニューヨーク州法によって離婚したケースもあります。その方がきちんと養育費・慰謝料がとれるのだそうです。
いい夫婦の話が暗い話になって、すいませ~ん!
Sunday, April 20, 2008
今日の一言@ニューヨーク: Sunday picnic under cherry blossoms
今週末は絶好の花見日和。日曜日はニュージャージー州の友人に連れられて、桜が1000本以上もあるBranch Brook Parkに行ってきました。1926年、地元の富豪Caroline Barmberger Fuld夫人が寄贈した桜の苗木がこの公園の桜の始まりです。Fuld夫人はワシントンDCに行った際、ポトマック川沿いの桜を見て感動。28種の桜の苗木2050本を寄贈したのだそうです。そのうち生き残ったものが今では半数強と言われますが、老木となって毎年、美しい花を咲かします。現在、新たに苗木の寄贈キャンペーンをしており、2010年までにさらに2,000本を植えようという計画があります。実現すれば、全米で桜の木が一番多い場所になるのだそうです。
Fuld夫人の兄のLouis Barmbergerはニューヨークでデパートを成功させた人物で、彼女は兄の会社のNo.2のFuld氏と結婚。Louisは、1929年にMacy’s(メーシーズ)にビジネスを売却して引退し、妹とともに慈善家として余生を過ごしたようです。
公園のCherry Blossom Festivalでは日本の太鼓や野点なども企画され、屋台でホットドックやピザなども売られ、日曜日は多くの家族連れでにぎわっていました。ピクニックテーブルも設置されているので、米国人も昼食を持ち込んだり屋台で買って家族で楽しんでいました。桜の木の下でゴザを敷いてピクニック、というのは、やはり日本人グループでした。
写真: ピクニックテーブルでくつろいで桜を楽しむ人々
日本人はやはり桜の下に座ってピクニック
八重桜はまだつぼみ(ですが、マンハッタンのうちの近くでは満開!)
写真に紙で作ったヘンな人形が入っていますが、これは「スタンレー」という名前の紙人形。カリフォルニアに住む親友の娘さん(小学校2年生)の学校からの宿題のお手伝いのためなのです。彼女は「スタンレーの旅」という課題を与えられ、遠くに住む友人にスタンレーを2週間預けてスタンレーにいろんな経験をさせるのです。私たちは、スタンレーのアドベンチャー経験の写真にとって、何をしているかの話を書いて彼女に送り返す、というものです。これって、誰の宿題よ!というくらい、「友人」への負担の大きいプロジェクト。それでスタンレーは日曜日に花見をしたのでありました。
Monday, April 14, 2008
今日の一言@ニューヨーク: SAKURA in full bloom!
太陽サンサン、気温は摂氏20度となり、ニューヨークもいよいよ春か初夏なみの陽気となり、今日は気の早い人が半袖+短パン+ビーチサンダルで街に繰り出しています。私は101丁目に住む仕事仲間のライターとお茶をした後、ハドソン川沿いのRiverside Parkに桜の開花具合のチェックに行きました。ハドソン川沿い95丁目あたりから見られる桜はちょうど今が満開の見頃。
ちなみに、ピンクの八重桜はまだツボミで、開花はこれからです。
川沿いにある桜の種類は、ソメイヨシノの他にも3~4種類くらいの桜がありました。花弁が一重の薄いピンク系、半重の純白系など、じっくり見ると今まで見た事ない桜の種類。
思わずインターネットで種類をチェックしようと試みました。石川県林業試験場のHPはなかなか優れています。「花の形態から品種を検索」、とやってみたのですが、品種を見極めるのはむづかしくてやめました。
http://www.pref.ishikawa.jp/ringyo/sakura/index.htm
写真左: ハドソン川沿いに満開の桜。これはエドヒガン、ソメイヨシノだと思います。
写真中央: 花が非常に密集してますが、これもソメイヨシノでしょうか。川の奥のほうに見える橋はGeorge Washington Bridgeです。
写真右: 桜はバラ科だそうですが、手前の半重花弁純白の大輪の花はバラにも似ているし、ボタンにも… テマリという種類かな?
Sunday, April 13, 2008
今日の一言@ニューヨーク: Whitney Biennial 2008 showcases contemporary American art
今日はWhitney Biennialを見に行きました。(「ビアンナーレ」のことですが英語だとをバイアニアルと発音します) これは、ウイットニー美術館が米国で活動する若手アーティストを発掘して、2年に一度開催するもので、若手にとってアート界への登竜門とも言われます。今年は3月下旬から5月いっぱいの期間で81人のアーティストの作品が展示されています。ちなみに、同美術館のビアンナーレは1932年に始まったものです。
米国で活動するアーティストという定義がありますが、出身国は海外の人もいます。「若手」が中心ですが、何人かはベテラン組もいました。
全く知らない作品ばかりを見ることになるので、美術館で用意したオーディオガイドを借りました。最近のオーディオガイドの内容は充実しているものが増えており、ウイットニーのビアンナーレのそれが優れているのはアーティスト自身が作品を紹介するところです。作品の背景、アーティストの表現したいものが彼らから直接聞けることは、作品を鑑賞する上で大変役立ちました。
世界の今のアートを展示するベニスのビアンナーレが大変有名ですが、米国でのアートシーンはウイットニーでの展示と言われてきました。(最近は批評家によってその位置付けがかなり変わったことが指摘されてはいますが)
Whitney Biennialの詳細
http://whitney.org/www/2008biennial/www/?section=home
Saturday, April 12, 2008
今日の一言@ニューヨーク: It’s Showtime!
お昼過ぎにTimes Square近くに行く用があって久しぶりに歩いてみて、ここ数年でこの地域が様変わりしていたのに驚きました。42nd Street沿いには、新しいガラス張りの高層ビルが増え、まだ建設中のものもいくつかあります。こんなにオフィスビルを建ててテナントで埋まるのかな、と心配になるくらい。
ジュニアーニ市長時代にこの地区は再開発が進みました。ブロードウエーの劇場も数多くあるので、健全なビジネスの進出が促進されて観光客誘致に大成功。(トリプルXのピンク系ビジネスは一掃されました)ディズニーやトイザウルスなどの大型店も全米、全世界からの観光客を呼び込みます。一方、日本勢も「吉野家」やハローKittyのお店もしっかり営業しています。
しかし、Times Square周辺のネオンと看板の派手さはやはり見物。上の写真をご覧下され。これ、マクドナルド店です。
It’s Showtime! 「さあ、ショーの始まりです」という感じでしょう。
Friday, April 11, 2008
今日の一言@ニューヨーク: While waiting for cherry blossoms…
桜の本格的な開花を待つ間、といってもこの数日ですが、一生懸命咲いている花があちこちで目につくようになりました。
モクレン(Magnolia)は既に2週間くらいから見かけますが、今週末はユニオンスクエアで、ガンジーの銅像の脇役を務めているモクレンに出会いました。(写真左)
自転車道が続くハドソン川沿いには、黄色いスイレン(Narcissus)やクロッカスが一斉に開花。(中央)
そして全く名前がわからないピンクの花。花の形はツツジに似てますが、枝と花のつき方が全然違っている印象です。豪華さがあります。
これはなんでしょうか…
桜(吉野系)はいよいよ今週末から始まるようです。ちなみに、ニューヨークには「県人会」がいろいろありますが、友人の出身県の県人会では今週末にお花見を開催するとやら。お天気が気になるところです。
Thursday, April 10, 2008
今日の一言@ニューヨーク:A Sunday afternoon on the Island of La Grande Jette
今週はなぜか連チャンで夜が忙しく、昨晩はブロードウエー・ミュージカル、Sunday in the Park with Georgeを観劇しました。このジョージは、点描法で有名なフランス画家ジョージ・スーラ(フランス語読みだとジョルジュ)のこと。ミュージカルの作者は、スーラの「グランド・ジャット島での日曜の午後」にインスピレーションを得て、この絵に登場する人物をスーラの家族と友人関係に見立ててストーリーを書いたのでした。
配布されたプログラムを読むと、このミュージカルは80年代にブロードウエーで発表されたのですが興行成績が芳しくなく中止。90年代にロンドンのブロードウエーで復活し、ロンドンでは2005年の興行が大ヒット。そして今年、ロンドンで人気を博した主役ふたりを引き連れてニューヨークにカムバックしたとこのこと。
中学生の時(大昔!)ですが、図画の教科書にこの絵があったのをよく覚えています。ルソーのジャングルの絵やムンクの「叫び」とともに、この教科書で強烈な印象を受けた絵画のひとつでした。「日曜の午後」は非現実的で、コミカルで、しかもなんとなくどの人物も平面的で孤立していて悲しい感じ。
ミュージカル仕立てでは、実にうまくこの人物達に息吹を与えて、スーラとどう関わったかが面白く展開されます。しかも、今回の舞台仕掛けにはハイテク技術が使われ、コンピュータ制御によって絵画の風景、人物の動き、が俳優らとうまくアニメーションのように連動します。
このミュージカル、見ごたえあります。今回は満員御礼の大人気です。
スーラの「日曜の午後」についてはウィキピディアに英語解説あり。
http://en.wikipedia.org/wiki/A_Sunday_Afternoon_on_the_Island_of_La_Grande_Jatte
http://ja.wikipedia.org/wiki でスーラを入れると日本語でスーラの解説あり。
配布されたプログラムを読むと、このミュージカルは80年代にブロードウエーで発表されたのですが興行成績が芳しくなく中止。90年代にロンドンのブロードウエーで復活し、ロンドンでは2005年の興行が大ヒット。そして今年、ロンドンで人気を博した主役ふたりを引き連れてニューヨークにカムバックしたとこのこと。
中学生の時(大昔!)ですが、図画の教科書にこの絵があったのをよく覚えています。ルソーのジャングルの絵やムンクの「叫び」とともに、この教科書で強烈な印象を受けた絵画のひとつでした。「日曜の午後」は非現実的で、コミカルで、しかもなんとなくどの人物も平面的で孤立していて悲しい感じ。
ミュージカル仕立てでは、実にうまくこの人物達に息吹を与えて、スーラとどう関わったかが面白く展開されます。しかも、今回の舞台仕掛けにはハイテク技術が使われ、コンピュータ制御によって絵画の風景、人物の動き、が俳優らとうまくアニメーションのように連動します。
このミュージカル、見ごたえあります。今回は満員御礼の大人気です。
スーラの「日曜の午後」についてはウィキピディアに英語解説あり。
http://en.wikipedia.org/wiki/A_Sunday_Afternoon_on_the_Island_of_La_Grande_Jatte
http://ja.wikipedia.org/wiki でスーラを入れると日本語でスーラの解説あり。
Tuesday, April 8, 2008
今日の一言@ニューヨーク: The stop-loss order
昨晩は久しぶりに映画館で映画を見ました。中国製海賊版DVD購入やレンタルDVDの利用が増えて、すっかり映画館から足が遠のいていました。そんな人が多いのか、水曜日の夜の映画館はがらがら。
見た映画はStop-Lossという題名で、イラク戦争に行った若い兵士らの話です。stop-lossは軍隊用語で、強制的に軍役を延期させられる命令のことを指します。主人公のテキサス出身の若い兵士ブランドンは、イラク戦争従軍3回のベテランで手柄も立て、やっと従軍期間が終わってこれで故郷に戻ってこれると思ったやさき… 「強制軍役延期命令」を受けました
ブランドンは、「冗談じゃない!こんな意味のない戦争はもうたくさん。絶対にもう行かないぞ」という決心をしていろいろと模索。同じ兵士仲間と家族との関わりを通してブランドンの葛藤が描かれます。
シナリオを監督はキンバリー・ピアス。Boys don’t cry (ヒラリー・スワンク主演)の作者・監督です。私にとっては反戦映画とは言えないものでしたが、右翼の方にはきっと反戦映画と映るでしょう。
矛盾だらけのイラク戦争。悲劇はこうした若い兵士だとあらためて痛感しました。
見た映画はStop-Lossという題名で、イラク戦争に行った若い兵士らの話です。stop-lossは軍隊用語で、強制的に軍役を延期させられる命令のことを指します。主人公のテキサス出身の若い兵士ブランドンは、イラク戦争従軍3回のベテランで手柄も立て、やっと従軍期間が終わってこれで故郷に戻ってこれると思ったやさき… 「強制軍役延期命令」を受けました
ブランドンは、「冗談じゃない!こんな意味のない戦争はもうたくさん。絶対にもう行かないぞ」という決心をしていろいろと模索。同じ兵士仲間と家族との関わりを通してブランドンの葛藤が描かれます。
シナリオを監督はキンバリー・ピアス。Boys don’t cry (ヒラリー・スワンク主演)の作者・監督です。私にとっては反戦映画とは言えないものでしたが、右翼の方にはきっと反戦映画と映るでしょう。
矛盾だらけのイラク戦争。悲劇はこうした若い兵士だとあらためて痛感しました。
Saturday, April 5, 2008
今日の一言@ニューヨーク: Spring has finally arrived!
今週になって、やっとニューヨークも暖かくなってきました。昼間は15~18度近くまで気温が上がって太陽サンサン。あ~、やっと春だ~、という気分になります。
あまりのお天気の良さに、冬の間に積もった埃を払って自転車で出動。マンハッタンの西、ハドソン川沿いには、南端のバッテリーパークからず~っと100丁目以上まで北上する歩道・自動車道が整備されています。(途中でまだ未整備部分はありますが) これを自転車で走るのは最高です。
自宅からまずユニオンスクエア近くまで買い物に行って、帰りに南端のバッテリーパークに南下するのは全行程5キロくらいなもんでしょうか。短いですが気分転換にはバッチリの運動でもあります。
ユニオンスクエアの公園では、(たぶん)早咲きの桜を見つけました。やなぎ桜とでもいうのでしょうか?
もう一方はソメイヨシノより少し小ぶりでピンク系。 これってどうみても桜なんですが、もしかしてアーモンド系の木?(アーモンドの花はほとんど桜!) この公園にもソメイヨシノがあるのですが、そちらはまだツボミでした。
バッテリーパーク近くの木陰では、リスがうれしそうに走り回っていました。このリス、カメラをむけるとポーズをとったんです。本当ですよ、数秒、ピタッとこの立ち姿でした。(そのポーズの様子がわかるように、カメラウーマンの影がはいった写真です。)
Wednesday, April 2, 2008
今日の一言@ニューヨーク: Bloggers work until they drop dead
一昨日、またまた私のPCはダウン。突然ブルーのスクリーンとなって、The system has halted. Call your hardware vendor for support. というメッセージ。リカバリーディスクを入れてもブートアップ不可能状態に。メーカに電話をしてまた送り返して修理することに。昨年4月に買ってからこれでもう4回目。仏の顔も3度まで、といいますが、私はもう仏以上の寛大さ。
というわけで、しまいこんだ古いPCのカムバック。
私もそうですが、コンピュータがないと仕事にならない!という人が増えていますから、故障や不都合があると家計直撃という大変な時代となりました。日曜日にニューヨーク・タイムズを読んでいたら、ブロッガーとして生計を立てているライターが増えており、24時間体制で自宅で働く彼らには無休状態によるストレスから心臓発作などで突然死する人もでてきた、という記事がありました。ブログ記事投稿費用は安いし競争が激しいそうで、まさに「死ぬまでuntil they drop dead」働くような生活をしているブロッガーたちがインタビューされていました。日本でも過労死の問題がありますが、これもある種の過労死でしょうか。
いや~、死ぬまで働くような生活はしたくないですわね。人生短いですから、やはり、死ぬくらい美味しいもの食べて、かな。
Eat until you drop dead!
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