Sunday, April 13, 2008
今日の一言@ニューヨーク: Whitney Biennial 2008 showcases contemporary American art
今日はWhitney Biennialを見に行きました。(「ビアンナーレ」のことですが英語だとをバイアニアルと発音します) これは、ウイットニー美術館が米国で活動する若手アーティストを発掘して、2年に一度開催するもので、若手にとってアート界への登竜門とも言われます。今年は3月下旬から5月いっぱいの期間で81人のアーティストの作品が展示されています。ちなみに、同美術館のビアンナーレは1932年に始まったものです。
米国で活動するアーティストという定義がありますが、出身国は海外の人もいます。「若手」が中心ですが、何人かはベテラン組もいました。
全く知らない作品ばかりを見ることになるので、美術館で用意したオーディオガイドを借りました。最近のオーディオガイドの内容は充実しているものが増えており、ウイットニーのビアンナーレのそれが優れているのはアーティスト自身が作品を紹介するところです。作品の背景、アーティストの表現したいものが彼らから直接聞けることは、作品を鑑賞する上で大変役立ちました。
世界の今のアートを展示するベニスのビアンナーレが大変有名ですが、米国でのアートシーンはウイットニーでの展示と言われてきました。(最近は批評家によってその位置付けがかなり変わったことが指摘されてはいますが)
Whitney Biennialの詳細
http://whitney.org/www/2008biennial/www/?section=home