Tuesday, July 1, 2008
今日の一言@ニューヨーク: Is it fake or legitimate?
昨日のお昼、日本から来た友人とチャイナタウンで飲茶としました。NYに数年前まで住んでいた友人は、チャイナタウンがなつかしいとのことで、香港の本場ものに慣れてしまった私も渋々お供しました。過去のことは忘れて、今目の前にあるDim Sumで満足しよう、それに食べるのが目的ではなくておしゃべりが大事、といろいろと理由をつけて、久しぶりの飲茶。
帰りがけに野菜や果物を買っていると、気温33度の真昼間だというのに、店頭にむきだしの「養楽多」(中国版ヤクルト)の山積が! Keep Refrigeratedって書いてあるのに、困ったもんだわ、と思ってよくみると、このヤクルトはロゴも違うし、soft drinkなんて書いてあるし、これは偽造品?? だいたい、中国広州で製造、中国で販売しているヤクルトが米国にあること事態がおかしいです。
グッチ、プラダ、ルイ・ヴィトンなどの中国製偽造品が、海を渡ってニューヨークのチャイナタウンで販売されるのは日常ですが、ヤクルトまで? と、さらに商標をみると、Maeil Dairy Co., Ltdという韓国の会社の製品で、パッケージには米国販売に必要な栄養価ラベルまで英語できちんと書かれていました。ということは、米国アジア人市場向けに韓国から出荷されたもの? それにしても、この韓国メーカはヤクルトと提携してるのかな?
家に帰って早速インターネットで調査。どこにもそんな情報はないのです。韓国メーカーはBiofeelという名前で非常にヤクルトに似た製品を米国向けに出荷しているのは確か。韓国系マーケットでは売っているらしい。すると、このパッケージングを勝手に「養楽多」という中国語にしているのは中国人なのか? あ~、またこんな探偵ごっこして1時間ほど無駄にしました。
う~ん、チャイナタウンは奥が深い…
謎は解けずに、悶々とした一日でした。