日本での公開は8月末のようですが、こちらでは5月末から公開しているSex and the Cityを観てきました。うちのダーリンは絶対見ない、と宣言していたので、平日2時半の映画館に行ってきました。ガラガラ、200人以上収容できるところに女性12人のみ。私を含めて一人の熟女系が9名、若めの3人組がひとつ。
TVシリーズで放映していた2001年ごろから、やはりニューヨークの30~40代女性の愛と出会いの厳しい現実をテーマにしていたので、かなり熱心に観ていました。すでに結婚して私でしたが、やはり学ぶことは多し、でした。フリーライターのケリー、元アートディーラのシャーロット、PR会社社長のサマンサ、弁護士ミランダ、のそれぞれ全く違う性格と職業の4人が繰り広げるドラマは、「こんなのウソ!」とか思いながらも、いつもはまってしまうのでした。
TVシリーズのほうは、試行錯誤を続けながらも4人はめでたく最後にはそれぞれにハッピーエンド。アメリカ人のハッピーエンド好きはここでも発揮されました。その感動的な終幕からほぼ5年、映画化されたお話は、ハッピーエンドだったそれぞれがまたまた至難に!というものです。この夏、ご覧になる方がもしいたら、と思って筋書きを明かさないほうがいいので、そこまでにいたしましょう。
でも、結論からいって、やはりシングルで若かりし4人のほうが、それぞれに楽しく、それぞれに悩みを抱えても輝いていました。相変わらずのド派手なファッション、次から次ぎへのブランド製品登場、と見ていてきれいではありましたが、演じる女優4人もそれぞれが40代半ば・後半となり、なんか昔の元気さがなく、ちょっと加齢ぎみ。う~ん、悲しいな、私も彼女らと同じようにこの5年間で老けたかな~、なんて、最後には考え込んでしまいました。やっばり、恋愛ドラマは若くてシングルの女の子にお任せしておいたほうがいいんでしょうか。