Sunday, July 20, 2008
今日の一言@ニューヨーク: A hidden jewel in New York City
ニューヨークの治安はよくなったものの、あまり行かないほうが安全という地域がまだあります。ブロンクス南部もそのひとつ。特にヤンキースタジアムの周辺から南東~イーストリバーにかけて、廃墟のような地区もあって夜は歩かないほうがいいですね。そんな怖いイメージがあるブロンクスですが、一方では、植物園(NY Botanical Garden)や動物園(Bronx Zoo)といった立派な施設があり、Pelham Bay ParkやOrchard Beachといった大西洋岸に面したビーチまであります。
日曜日は友人の住むブロンクスのCity Islandに久しぶりに行きました。その名前の通り、「島」です。全長1マイル、幅は0.3マイル程度の小さな島なので、散歩しながら隅から隅まで見ても半日。1685年に英国人居住地ができたという古い歴史もあり、静かな住宅地です。
マリンスポーツも盛ん。カイヤック、ボート、クルーズもでき、釣り、バードウオッチングにも向いてます。ビーチ・ライフも楽しめるので、バーやレストランも充実。
友人の親戚が経営するレストランの屋外ガーデンでブランチを食べて、すっかりサングリアで出来上がってしまって、アウトドアスポーツは遠慮し、日焼け止めをぬりまくって散策をして帰ってきました。
City Islandへは車がなくても、地下鉄とバスで簡単に行けます。マンハッタンから6番の地下鉄で北上し、その終点駅Pelham Bay Parkで降りて、バスBX29番に乗り換えて5分。地下鉄は180丁目を越えたあたりで地上に。地下鉄・バス乗り換え一度までは無料なので、片道2ドルで遠足気分です。
マンハッタンから逆に南下すると有名なConey Islandがブルックリンにありますが、ここは島ではなく、都会の賑やかさから逃れることはできません。でもブロンクスのCity Islandは大都会ニューヨークの隠れた宝石、穴場です。
写真: カイヤック・クラブからの眺め。目の前の海を北に向かうとウエスト・チェスター、コネチカット方面。
City Islandのメイン通りにあった郵便ポスト。American Legion(退役軍人団体)の支部の前にあるポストなので、911以後の愛国心むきだし、という図柄です。