日本での公開は8月末のようですが、こちらでは5月末から公開しているSex and the Cityを観てきました。うちのダーリンは絶対見ない、と宣言していたので、平日2時半の映画館に行ってきました。ガラガラ、200人以上収容できるところに女性12人のみ。私を含めて一人の熟女系が9名、若めの3人組がひとつ。
TVシリーズで放映していた2001年ごろから、やはりニューヨークの30~40代女性の愛と出会いの厳しい現実をテーマにしていたので、かなり熱心に観ていました。すでに結婚して私でしたが、やはり学ぶことは多し、でした。フリーライターのケリー、元アートディーラのシャーロット、PR会社社長のサマンサ、弁護士ミランダ、のそれぞれ全く違う性格と職業の4人が繰り広げるドラマは、「こんなのウソ!」とか思いながらも、いつもはまってしまうのでした。
TVシリーズのほうは、試行錯誤を続けながらも4人はめでたく最後にはそれぞれにハッピーエンド。アメリカ人のハッピーエンド好きはここでも発揮されました。その感動的な終幕からほぼ5年、映画化されたお話は、ハッピーエンドだったそれぞれがまたまた至難に!というものです。この夏、ご覧になる方がもしいたら、と思って筋書きを明かさないほうがいいので、そこまでにいたしましょう。
でも、結論からいって、やはりシングルで若かりし4人のほうが、それぞれに楽しく、それぞれに悩みを抱えても輝いていました。相変わらずのド派手なファッション、次から次ぎへのブランド製品登場、と見ていてきれいではありましたが、演じる女優4人もそれぞれが40代半ば・後半となり、なんか昔の元気さがなく、ちょっと加齢ぎみ。う~ん、悲しいな、私も彼女らと同じようにこの5年間で老けたかな~、なんて、最後には考え込んでしまいました。やっばり、恋愛ドラマは若くてシングルの女の子にお任せしておいたほうがいいんでしょうか。
Monday, June 30, 2008
Thursday, June 26, 2008
今日の一言@ニューヨーク: Mid-year review on my New Year resolutions
6月もあと数日、2008年はもう半年が過ぎようとしています。後半の半年に向け、これまでの6ヶ月の目標達成度をチェックしてみました。私は、数年前からフリーランスで仕事をする日本人女性7人+男性2名で構成する仲良しネットワークのNYメンバーで、この会では年頭に「今年の抱負」を公開しあいます。基準はないので、人によって「健康に気をつけて元気に過ごす」といった漠然としたものから、公私にわたって明確な目標と数値を作って挑戦する人までバラバラ。私はその中間で、具体的に「今年はこれをやるぞ」という目標を5つほど挙げることにしています。
みんなに宣言してしまったから、フォローしないとまずいな、ということで今週は「目標」を見直してみました。あれ~、こんなこと言ったっけ?というようなことまであり、冷や汗!
そのひとつがピアノの先生について「エリーゼのために」を楽譜なして完璧に弾く。うあわ、まずい、これはまずい、と今日は焦りまくり、早速練習30分。
そういえば、1月に先生を探そうと思ってCraig’s Listでピアノ教師を探したのですが、今ひとつ決断できず、という経緯があり、ひとまず独学に。これではいかん、とまた今日から先生探しをします。目標まで、まだ道のり長し、です。
[ご参考]
Carig’s Listをご存知ない方、無料のオンライン広告欄です。仕事、アパート探しから、売りたいものや買いたいもの、恋人探しまで、なんでもあり。私は家具や小物、ちょっと古いプリンターや電話器など、必要のなくなったものをここで安く売ります。ニューヨークは若い学生さんや役者のタマゴなども多いからでしょうか、すぐに買い手が持っていってくれます。
ニューヨークHP http://newyork.craigslist.org/
東京にもあるみたいです。 http://tokyo.craigslist.jp/
Monday, June 23, 2008
今日の一言@ニューヨーク: Call me old fashioned, but I cannot dance to this music
こちらも暑くなってきました。今日は29度を超え、太陽サンサン。
うちの近くですごいボリュームのテクノ系ロック音楽が響くので、外にでると近所の小さなライブハウスの前で真昼間に車道を一部閉鎖し、バンドが… あれ、よく見るとお兄さんひとり。ドラムは背後にあるものの誰も引いておらず、彼はなんだかメモリーチップをリモートコントロールのようなものに、差し込んだり、出したりしているだけ。でもギターの鳴きや、ドラムのリズムに合わせて、ロックンロールのおにいちゃんのように腰を動かし、頭のフリフリ。
早くも50人くらいの観衆が集まって、ステージかぶりつきのグルーピー系のおねえちゃんが踊り始めました。
目をつぶって聞けば、確かにロックコンサートのよう。でも目を開けてしまうと、メモリーチップ交換作業のお兄さん。このギャップに私は意気消沈。
ハイテク化する音楽の流れで、古い人間といわれましょうが、やはりライブロックはBon Joviみたいじゃないと、盛り上がらない!と思うのは私だけでありましょうか。
Sunday, June 22, 2008
今日の一言@ニューヨーク: Mind Over Madness Yoga and Creativity at the Crossroads
土曜日の話です。夕方に友人と街に繰り出し、タイムズスクエアを通ると交差点中心部の「島」と一部の車道を遮って、100人くらいが一斉にヨガをしているではありませんか。ヨガマットを敷いて、みんな色とりどりの体操着姿で、ヨガのポーズ。ステージには若い男性がマイクでポーズの指導をしてます。大都会のど真ん中、交通のど真ん中、人ごみのど真ん中、ヨガの世界とはほど遠いところで呼吸を整え、心を落ち着けながらのヨガができるのかしら??ヨガをちょっとかじる私としては信じられない。これもきっとパフォーマンス?
あとでタイムズスクエアのHPを調べたら、今日の一言のタイトルのようなイベント。ちょうど夏至の時期にあわせ、夏の始まりと創造性のお祭りの一環で、一日中無料のヨガをタイムズスクエアの交差点で楽しもう!という趣旨だったのです。マンハッタンにある何十ものヨガ教室が後援しており、このイベントはマーケティング活動でもあるようです。
Friday, June 20, 2008
今日の一言@ニューヨーク: Please Fedex the document ASAP!
リ~ン、リ~ン、土曜日の朝8時だよ、誰よ!夢うつつ、受話器をとると香港にひとり残って仕事に励むダーリン。ほとんど毎日スカイプ*で話をしているので、なんで今頃電話なのよ、と私は叩き起こされた怒りがでてきそう。ぐっと押しとどめ、昨日の夜の食事のことやらなんやら、ひとまず世間話。
*スカイプをご存知でない方は http://www.skype.com/intl/ja/welcomeback/をご参照方。全く無料で便利ですよ。
しかし、電話の目的は、
Do me a favor. I need you to fedex the copy of [xx] to Hong Kong ASAP.
あれのコピーをすぐに香港にフェデックスで送って欲しい、お願い!
(あれ、については割愛させていただきます)
ASAPは as soon as possible の省略形です。エイ・エス・エー・ピーと綴りで発音することが普通です。
Fedex(フェデックス)は米国では日常的にビジネスでも個人でも、ビジネス文書の発送から小包、貨物まで扱いも幅広い宅配便サービス。マンハッタンには営業所がオフィスや自宅から歩ける距離にあるし、ピックアップにも来てくれるし、日本の郵便局の感覚でみんな使っています。(こちらの郵便局は非効率で速達など信頼できないというイメージが強いからでしょう) でも送料は高いです。
みんながよく使うから、Fedexは動詞になってしまったんですね。いつのまにか、send it by Fedex が fedex it で通じるようになりました。
日本だったら、ヤマトしてよ、サガワしてよ、とか言うかな?
今、書類を送って戻ってきました。あ~、私っていい奥さん。
*スカイプをご存知でない方は http://www.skype.com/intl/ja/welcomeback/をご参照方。全く無料で便利ですよ。
しかし、電話の目的は、
Do me a favor. I need you to fedex the copy of [xx] to Hong Kong ASAP.
あれのコピーをすぐに香港にフェデックスで送って欲しい、お願い!
(あれ、については割愛させていただきます)
ASAPは as soon as possible の省略形です。エイ・エス・エー・ピーと綴りで発音することが普通です。
Fedex(フェデックス)は米国では日常的にビジネスでも個人でも、ビジネス文書の発送から小包、貨物まで扱いも幅広い宅配便サービス。マンハッタンには営業所がオフィスや自宅から歩ける距離にあるし、ピックアップにも来てくれるし、日本の郵便局の感覚でみんな使っています。(こちらの郵便局は非効率で速達など信頼できないというイメージが強いからでしょう) でも送料は高いです。
みんながよく使うから、Fedexは動詞になってしまったんですね。いつのまにか、send it by Fedex が fedex it で通じるようになりました。
日本だったら、ヤマトしてよ、サガワしてよ、とか言うかな?
今、書類を送って戻ってきました。あ~、私っていい奥さん。
Wednesday, June 18, 2008
今日の一言@ニューヨーク: Are Americans nuts about nuts??
ニューヨークには変わったお店がいろいろあります。ナッツばかりを売っているお店がうちの近くにありまして、その名前がまたおかしいのであります。
We are nuts about nuts 日本語だと、私らナッツに夢中!とでもいうんでしょうか。
さらにウインドーには、
We are just nuts about this place! 私らこのお店に熱狂! とでもいいましょうか、自画自賛。
Be動詞+nuts+about+なになに、で、~に夢中、狂っている、大好き!といった表現。
(Be+crazy about ~と似てます)
一方、You are nuts!といえば「あんたアホじゃないの」
He’s a bit nutty.「彼はちょっといかれてる」 ということにもなりますのでNutsの用途はキワドイです。でもStupid(バカ)とはちょっと違うニュアンス。
そういえばThe Nutty Professorという映画もありましたね。ジェリー・ルイスのオリジナルは見たことないですが、エディー・マーフィー主演のリバイバル版は観ました。
しかし、話は戻りますが、このお店、売り物がすべてナッツとナッツ加工品だけでよくまあビジネスとして成り立っているものです。そんなにナッツ好きのアメリカ人が多いのかな?と不思議に思えます。私の周りにはナッツ好きはいませんが。。。
Tuesday, June 17, 2008
今日の一言@ニューヨーク: It’s hot and muggy in New York.
ほぼ1ヶ月も留守にしていたニューヨークに昨晩戻ってきました。香港からニューヨーク直行便で17時間。この長時間を乗り切るため、マイレージを使った上に上乗せアップグレード費も払ってビジネスクラスへ。空港会社はどんどんケチになって、アップグレードをしにくくしていますが、ある年齢を超えたときから私は10時間以上の飛行機の旅はビジネスクラスにする、と密かに心に誓ったのであります。
香港の湿度90%、摂氏30度の世界ともサヨナラ、と喜んでいたものの、帰ってきたらこちらも28度とムシムシ暑い。湿度は50%を切っているので外の日陰では過ごしやすいものの、サンルーム化したうちの中はもう真夏。いや~、もう7月も近いから仕方ないか。
写真左は香港の最後の晩餐。北京楼という北京料理レストランで、前菜にクラゲのサラダ、ホタテ貝と海草のフライ、メインに蒸し魚の赤唐辛子仕上げ(というか赤唐辛子に魚が浮いている!)と野菜(いつも名前を控えておこうと思いながら忘れてしまって。。。形はカイワレ大根の葉を大きくしたようなもので、芽の部分なのでとても柔らかい)。
写真右は雨季のような空模様が多く、ビクトリアピークもいつも雲の中。
ということで、ずっとサボっていた日記もそろそろ復活させま~す。
PS. お留守番の金魚ちゃん、病気がちなので心配でしたが、ひとりで生きていました。
Sunday, June 8, 2008
今日の一言@香港: Nice shopping malls for nouveau riche
香港と深センの「国境」にはこの5年間で3つの税関ができ、特に香港人の深センとの往来は日常的です。深センの中心にはおしゃれなショッピング街、オフィス街の高層ビル、マンション群も立ち並び、都会そのもの。新興富裕層がショッピング街を闊歩しています。
大変きれいなショッピング街の一角には日系のジャスコや西武デパートなどもあり、デパートと同じモールに入っている上海料理レストランに行きました。香港の友人に美味しいと言われたところです。お値段も、香港で同等のレストランに比べて価格は3~4割低く、高級感のあるお店で、非常に美味でした。
ランチなので少し軽めでしたが、冷菜を3種(蝦の酒漬け、そら豆のおつまみ、蓮根のもち米つめ)、メイン(黄魚のフライあんかけ)上海風野菜菜炒め、そしてXO醤チャーハン。蝦の酒漬けのお酒には八角系のスパイスとお醤油がうまくきいており、なんともいえず美味。この黄魚というのは何なのか、よくわかりません。イシモチといわれるものかもしれませんが、白身で弾力性があり、花椒のほんのりの香りと甘酢のあんかけと絶妙な組み合わせ。野菜はこりゃ、なんというのでしょうか、なんかの新芽のようでした。
最後にでてくるフルーツ盛り合わせですが、中国ではよくチェリートマトが含まれています。チェリートマトはフルーツというのが「常識」のようです。
Thursday, June 5, 2008
今日の一言@香港:Check your email in a subway station
インターネットアクセス無料ターミナルが地下鉄通路にあります。3つの異なる地下鉄線が通るセントラル(中環)の地下道に設置されたスクリーン、キーボードとマウス。6台ほどあります。登録の必要がなく、通りすがりにちょっとHPを見たり、メールチェックをしたり、と便利です。機能はそれだけで、文書作成やメモリーデバイスに保存したりという「仕事」はできません。ひとり30分以内の使用が原則。
香港の電話通信会社と地下鉄公団がスポンサーで設置されたもので、単なる宣伝キャンペーンではなくて長期的に提供されています。いつまで続くものかわかりませんが、2005年にもありました。
香港でも携帯電話と携帯メールが中心。ビジネスマンはブラックベリーもよく使用している模様。通勤途中などでEメールをチェックするようなニーズがあるのか、無料ターミナルにはいつも人がいます。旅行者らしき人も。
一方、香港で数週間の滞在となる人に便利なのは、無線LANアクセスのホットスポットが町中に非常に多く、登録が簡単で使用料も安いこと。1ヶ月で2000円くらい。旅行者でもオンライン上でクレジットカードで申し込みがその場ででき、大助かりです。
東京でこうゆうのをやってくれるといいな~。スターバックスとか、やってくれないかしら。
香港の電話通信会社と地下鉄公団がスポンサーで設置されたもので、単なる宣伝キャンペーンではなくて長期的に提供されています。いつまで続くものかわかりませんが、2005年にもありました。
香港でも携帯電話と携帯メールが中心。ビジネスマンはブラックベリーもよく使用している模様。通勤途中などでEメールをチェックするようなニーズがあるのか、無料ターミナルにはいつも人がいます。旅行者らしき人も。
一方、香港で数週間の滞在となる人に便利なのは、無線LANアクセスのホットスポットが町中に非常に多く、登録が簡単で使用料も安いこと。1ヶ月で2000円くらい。旅行者でもオンライン上でクレジットカードで申し込みがその場ででき、大助かりです。
東京でこうゆうのをやってくれるといいな~。スターバックスとか、やってくれないかしら。
Monday, June 2, 2008
今日の一言@香港: Hongkongers eat the best Dim Sum in the world
飲茶は広東が発祥の地。香港の人は世界で一番美味しい点心を食べている、と確信してます。中華街のあるニューヨーク、サンフランシスコ、ロンドンで地元の人推奨のレストランを試してきましたが、やはり本場は違います。
飲茶で有名なレストランには香港でもあちこち行きましたが、私のお気に入りレストランは2つに絞られてきました。点心の種類で大好きな蝦の餃子と腸粉が美味しいところ、が決め手です。鳥や鴨の足とか、香港人はお好きですが、私は不得意。
昔はお盆やカートに点心を載せて、おばさんがテーブルの間を回り、そこから点心をとるというスタイルが主流だったそうですが、今ではこのスタイルを続けているレストランは数えるくらいしかありません。今の主流は、点心メニューに注文をチェックしてオーダーし、厨房から出来たての点心がウエイター・ウエイトレスによってテーブルに運ばれるスタイルです。冷めてしまった点心を選んでしまうことがないので、こちらが好まれているという背景です。ちなみに、ニューヨークの中華街の飲茶は古いスタイルが主流です。
週末に食べた点心の一部をご紹介します。
写真:手前が筍尖鮮蝦餃(蝦と筍の蒸し餃子)、奥左は叉焼餐飽(カラッと表皮を揚げて甘めの豚肉まん:このお店の特別メニューで大人気点心)、奥右が豆汁排骨陳村粉(スペアリブの黒豆ソース合え米粉、陳村の伝統的点心とやら)
乾蒸燒賣(蒸しシュウマイ)、千層馬拉糕(多層ケーキ)
芋角(マッシュしたタロイモのフライ)
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