リ~ン、リ~ン、土曜日の朝8時だよ、誰よ!夢うつつ、受話器をとると香港にひとり残って仕事に励むダーリン。ほとんど毎日スカイプ*で話をしているので、なんで今頃電話なのよ、と私は叩き起こされた怒りがでてきそう。ぐっと押しとどめ、昨日の夜の食事のことやらなんやら、ひとまず世間話。
*スカイプをご存知でない方は http://www.skype.com/intl/ja/welcomeback/をご参照方。全く無料で便利ですよ。
しかし、電話の目的は、
Do me a favor. I need you to fedex the copy of [xx] to Hong Kong ASAP.
あれのコピーをすぐに香港にフェデックスで送って欲しい、お願い!
(あれ、については割愛させていただきます)
ASAPは as soon as possible の省略形です。エイ・エス・エー・ピーと綴りで発音することが普通です。
Fedex(フェデックス)は米国では日常的にビジネスでも個人でも、ビジネス文書の発送から小包、貨物まで扱いも幅広い宅配便サービス。マンハッタンには営業所がオフィスや自宅から歩ける距離にあるし、ピックアップにも来てくれるし、日本の郵便局の感覚でみんな使っています。(こちらの郵便局は非効率で速達など信頼できないというイメージが強いからでしょう) でも送料は高いです。
みんながよく使うから、Fedexは動詞になってしまったんですね。いつのまにか、send it by Fedex が fedex it で通じるようになりました。
日本だったら、ヤマトしてよ、サガワしてよ、とか言うかな?
今、書類を送って戻ってきました。あ~、私っていい奥さん。