Wednesday, October 22, 2008
今日の一言@ニューヨーク:How come so many movie stories take place in New York?
ニューヨークの道路は、通常夜7時とか8時以降駐車無料となるところがけっこうあり、夜は道路両側にクルマが隙間なく駐車する風景が普通です。昨日の夜、近所の道路がガラガラ、オレンジのコーンがあちこちに立っており、あれ、どうして?と思ったら、昨晩だけ映画撮影のための駐車禁止区域になっていたのでした。
写真左、中央のように、電柱などに「駐車禁止:10月22日8時までに移動しない車は近くの他の駐車場所に移動されます」との表示。レッカー強制移動(will be towed to どこどこ)です。理由は、Dakota Filmsという映画プロダクションが仮題Bored To Deathという映画撮影をするため、と書いてありました。写真右は、2週間前にSoHoでの撮影風景。役者がクルマに乗っての運転シーンですが、レッカーでクルマを引っ張って、前方カメラが撮影するんですね。これなら役者はわき見運転OK!しかも臨場感あふれるニューヨークの背景が動いてはいる、なるほど、です。
ニューヨーク市には、Mayor’s Office of Film, Theater and Broadcastingという部署があり、街の道路や公共施設や公演などでの映画やビデオ撮影やパーフォーマンスなどをやりやすくする手伝いをしています。許可書と手続きが必要ですが、まず撮影などの3週間以上前に同部署と面接をして内容を説明、そして、一連の簡単な書類と保険条件をそろえて申請をすれば、24時間以内に許可がでる、というスピード決済。この部署は、警察や市の関連部署との連携をとって、スムーズなロケができる配慮です。
なんでニューヨークを舞台にした映画の話が多いのか、その裏には市がかなり協力するという仕組みです。ロケなどで国内、海外からのクルーがくると、事前準備から実施まで、市にとってはあらゆる経済効果があるためという理由でニューヨークは熱心です。
How come + 主語 +動詞…? どうして~なの?? 口語ですが、ちょっと驚いた感じで何故なぜ?というのに便利です。
ニューヨークが舞台の映画、思い当たりますか?
日本題は知りませんが、懐かしいところではGhost(デミ・モア、パトリック・スエージイ主演)、When Harry met Sally(メグ・ライアンとビリー・クリスタル主演)、もちろんSex and the City、最近はWill Smith主演のI’m Legendという化け物退治映画を観ました。