Monday, October 6, 2008
今日の一言@ニューヨーク: Brunch and the Dinner Party in Brooklyn
日本も月曜が祭日ですが、この週末は米国でも月曜日が学校や公的施設がお休みのa long weekend。(コロンバスデー)
昨日はとてもお天気がよく、友人ら3人とブルックリンでまずブランチ、その後、ブルックリン美術館に行きました。ブランチはオーガニックや地元素材で有名なローズ・ウオーターというレストランで。いつも込んでいて昨日は20分ほどの待ち。食べたものはフレンチトーストにフルーツ(左)、ポーク・サンドイッチ(中央)、フィッシュケーキとサルサ(右)と3人3様。 味見をし合って、どれも素材がよく、甲乙つけがたいレベルとみんな満足でした。
さて、私はどれを注文したのでしょう?
それからブルックリン美術館に行きました。お目当ては、友人のひとりがご推奨、1960年代のフェミニストアーティストJudy ChicagoによるThe Dinner Partyという作品。太古から近代までの39人の女性を選び、それぞれ各自の偉業と歴史上の意味をお皿とテーブルクロスで表現した、という作品。女性独自の刺繍や手芸の要素、陶器・セラミックつくりの工芸を使ったお皿とテーブルクロスは3角形のテーブルに並べられています。3角形の一辺は15メートルくらいありましょうか、スケールが大きいです。
さらに、テーブルの下には999人の名前がそれぞれ書き込まれたタイルが敷かれています。こちらもChicagoが歴史上、重要と判断する女性の名前です。70年代に数年をかけて完成したこのDinner Party。それなりに見ごたえがありました。
http://www.brooklynmuseum.org/eascfa/dinner_party/home.php
でも、視点が「西洋」で東洋の勉強はしてないアーティストなので、東洋の女性、日本女性の名前はなかったです。初めての本格的な女性作家としてDinner Partyにでてくるのは17世紀オランダの女性。日本には既に10世紀に紫式部がいたのに…
みなさん、左のフィッシュケーキにしようか、非常に迷った結果、結局私が注文したのは、真ん中、ボリュームたっぷりのポーク・サンドイッチです。つけ合せのフレンチフライのジャガイモも新鮮で、外はカリッと中はしっとり、ポークによく合ってました。