Monday, December 15, 2008

今日の一言@深セン: Chinese pianist and violist rock the Shenzhen Music Hall.




土曜日は深セン音楽庁(Shenzhen Music Hall)にてクラシックコンサートを楽しみました。同コンサートホールはThe Chinese Prideというコンサート・シリーズを組んでおり、今年は数回にわたって世界で活躍する中国人の音楽家を招いています。土曜日は、中国人バイオリニスト Li Chuanyun(李博韻)とピアニストSong Siheng(宋思衡)の二人でした。

まず宋氏によるピアノ独奏3曲。
莫扎特 の第十号鋼琴奏鳴曲 作品号K330 と土耳其進行曲(Volodos改编)、そして格什温の藍色狂想曲。

漢字だけでなく、英語パンフレットがあったので助かりました。
モーツアルトのピアノソナタ、トルコ行進曲、そしてガーシュインのラプソディーインブルーです。Volodosアレンジによるトルコ行進曲は今回初めて聴きました。どの作品も非常に繊細に美しく奏でており、感動しました。

その後、李氏と宋氏が一緒に演奏。李氏は、そのぽっちゃりして小柄な容姿からは連想できないダイナミックでパワフルな奏者。ブラームスのバイオリン・ソナタ、ラベルのTziganeなど数曲で、中国バイオリニストで作曲家の李自立氏による作品もありました。
若手のふたりの息がぴったりあって、それはそれは素晴らしいものでした。

鳴りやまないアンコールのリクエストに応えて、彼らは2曲もサービス。さらにこの週末は宋氏のお誕生日ということで、李氏がHappy Birthday to youのメロディーを奏でて、会場は皆でhappy birthday to you、生日快楽!の大合唱となりました。
そして最後には会場入り口でサイン会も。(写真中央)

コンサートホールは2007年にできたばかり。ガラス張りでキンキラ、建築デザインも目を見張るものがあります。(写真左)

8時から90分で終わるはずのコンサート、10時過ぎても興奮の渦となり、会場を後にしたのは10時20分。レストランに行くはずが、もうこの時間ではどこもやってないので、明け方までやっているという「重慶鍋」のレストランに行きました。唐辛子と香辛料でめちゃ辛い水炊きというんでしょうか。胃がやけついて、この週末はオートミールとスープしか食べられない状態になりました。トホホ。

コンサートのパンフレット
http://www.shenzhenconcerthall.com/Catalog_63.aspx..
李博韻のHP
http://www.violinist-chuanyunli.com/eng/index.asp