Tuesday, December 9, 2008
今日の一言@深セン: What do you see is common in these movies?
やっと「赤壁」Red Cliffを観ました。既にDVDがあったので、もう2週間前に買ってきました。が、三国志をほとんど知らない私はウエブ検索をして付焼き刃で背景を理解してから、と思ったのでした。DVDは中国語の英語字幕だったので、まず英語読みの名前と漢字をマッチさせるためにメモを作ってから挑みました。はじめCao Cao、Zhu Ge Liang、Zhou Yuといわれてもピンときませんでした。
殺戮場面が多くてちょっとゲッソリしましたが、迫力はありました。やっと話が見えてきて、これから赤壁の戦いが、というところで映画は続編に「続く…」になってしまってガッカリ。来年1月の後半の公開が待たれます。
トニー・レオンの周瑜、戦略に長けた賢人の役でもその甘いスマイルがなかなか素敵でした。はい、Red Cliff、インターナル・アフェア、Lust Cautionの3本の映画の共通点、それはトニーです。どの映画でも役によって全く違った顔、雰囲気を出してくれます。特に私はファンでもなかったのですが、In the mood of loveをしばらく前に観たとき、彼の話す広東語がまるでフランス語のように素敵な響きだったので、シビレテしまった記憶があります。いつもNYのチャイナタウンで耳にするロマンスと縁のなさそうな広東語でも囁くように誘惑する技もあるのか、とビックリ。
インターナル・アフェアは、アメリカ映画のThe Departedの脚本のもとになった映画でもあります。オリジナル香港版もセルコジ監督のアメリカ版もどちらも甲乙つけがたい面白さでした。