この週末からWall Street関連ニュースでこちらは蜂の巣をつついたような騒ぎです。老舗のリーマン証券が破産手続きに入り、メリルリンチがバンク・オブ・アメリカに買収され、AIGも資金注入でリストラへ、というニュースはすでに弱体化している米国経済、市場にダブルパンチ。株価急下落、ドル安に拍車がかかりました。
日本の銀行はどこもリーマンへの貸出しを行っており、特にあおぞら銀行は4億6300万ドルも貸しており、これが焦げ付かないかが心配でありましょう。
2週間ほど前、元クリントン政権の財務長官だったルービン氏とソマーズ氏があるインタビュー番組で、「大恐慌に次ぐほどの経済悪化が、今、米国に迫っている」と発言していたことを思い出して、今日は私も気分がどうもよくありません。
この春にやはり老舗ベア・スターン証券の破綻と政府救済策があり、サブプライム問題による金融業界の弱みは露呈され、あれで山を越えたのか、なんて思ったのは全くの誤解でした。あれは氷山の一角だったのですね。
金融危機、今日からまた新たに悪化が始まるのか、これで悪い膿がかなりでて終焉に向かってくれるのか。
Monday, September 15, 2008
Sunday, September 14, 2008
今日の一言@ニューヨーク: Street fairs and festivals attract so many visitors.

日本の秋はお祭りの季節。マンハッタンでも夏の終わりから秋にかけて、街のあちこちでイベント(Street Fairs)やお祭り(Festivals)が開催されます。この週末、リトルイタリーでは恒例のThe Annual Feast of San Gennaroがありました。サン・ジェネロはナポリの町の守護聖人。ナポリ出身の移民らが中心となって1926年にこのお祭りをリトルイタリーで始め、今でも毎年この時期はマルベリー・ストリート(Mulberry Street)で守護聖人をやぐらに載せてお神輿のようなパレードがあります。昨日13日午後がパレードでしたが私は用事があって見にいけませんでした。いつもすごい人並みとなります。
この週末、美味しそうなイタリアンソーセージやお菓子、ジェラートの出店が並びます。
(写真左、中央)
今日は、出店でジェラートを食べ、そのあとロワーイーストサイドのオーチャード・ストリート(Orchard Street)に向かいました。Pickles Dayとやらで、いろんなピクルス(漬物)が出店で試食できるというので行って見ました。(写真右)アメリカでは通常Picklesといえば小型キュウリのkirbyの酢漬けです。ニューヨークのDeliでサンドイッチを注文するとよくついてくるものです。
ロワーイーストサイドには昔から東欧やロシア移民を中心にピクルス屋さんがありました。寒い地域では夏の野菜(きゅうり、カブ、キャベツなど)を漬物にして保存したんですね。今ではもう2件しかないですが。国際化したPickles Day、キムチもありました。
サン・ジェネロについて(ご参考)
http://www.sangennaro.org/
日本語WikiでもSan Gennaroででてきます。この聖人、聖ヤヌアリウスとも言うそうです。
Friday, September 12, 2008
今日の一言@ニューヨーク:The early bird catches the worm
毎週金曜日朝8時半から、バッテリーパークにあるバレーコートで大極(Tai Chi)を無料で教えてくれると聞いてから早3ヶ月。なかなか間に合うように起きられず、起きたら雨っぽかったり、と行けませんでした。今日、目覚ましをかけて8時10分すぎに家を飛びだし、やっと初参加してみました。
早起きは三文の徳(得?)ともいうし、英語だって早起き鳥は餌にありつく、こんなに朝から気持ちをすっきりさせて爽快になりそうな大極に励めばいいことあるに違いない! そう言い聞かせて、やってみました、ひさしぶりの大極。(写真左)
2年ほど前に少しかじったのですが、全然動きを憶えていないので、先生からは特別指導です。でも、この先生、教え方が今ひとつ。無料だから文句言えないか、と思いつつ帰りがけに他の参加者も同じように愚痴をこぼしていたので私だけではなかったようで、ちょっと安心したりしました。
ハドソン川を見ながら、自由の女神に見守れて、すがすがしい秋の朝日を浴びて心地よい一日の始まりでした。もうススキの穂もフワフワしてきました。
Wednesday, September 10, 2008
今日の一言@ニューヨーク: The Tribute of Lights
今年も9.11が明日に迫りました。今日もあの日と同じように澄んだ青空。
昨晩、うちの南の窓から空を見上げるとWTC跡地から今年も青い2本の光が空に向かっていました。早速屋上に上って写真を撮ってみましたが、このカメラではほとんど写ってないですね。うちから現場まで約700メートル。
これはTribute of Lightsと名づけられ、二人のアーティストが構想を練って2002年に始まったものです。9月11日数日前から、マンハッタン南の空にそびえます。88個のサーチライトを使っているそうで、その青く、悲しい色の2本の光の柱は、また涙を誘います。
7年前のあの日、朝8時すぎダーリンを送り出して茶を飲もうとしていたらドーンという音が。気にもとめずにいたら、つけっぱなしのテレビからWTCに小型セスナかなにかが突っ込んだ、という臨時ニュース。窓から見たら本当に火の手が上がっていました。もう外ではサイレンが鳴り響きます。すぐに屋上に上って、あれあれ、こりゃどうやって消火するのやら、と見ている時にもう一方のビルが目の前で火の玉に飲まれてしまいました。北の方向から見ていた私には、南から突入した機体が全く見えず、大型時限爆弾か、と一瞬思ったと同時に、私は自分でも信じられないくらいの悲鳴をあげて腰を抜かしていました。
気持ちを整理しながら部屋に下りてきてテレビをみて、2機目の突入とわかり、他にも飛行機がペンタゴンに突っ込んだニュースを知りました。東京の両親が心配してるか電話をしたら、テレビを見ておらず、なんのことかチンプンカンプン。テレビをつけてしまってからは今度は逆に心配させてしまって、電話がつながりにくくなってさらに恐怖を煽ったようです。
テレビとインターネットで状況を見ていたのですが、みんな消火作業でなんとかなると信じていました。ひとりでも助かるように、逃げられるように祈っていました。ところが10時すぎにビル崩壊。うちは震度2くらいの揺れを体験。米国、世界各地からの友人らがつながりにくい中、電話してくれました。
午後マンハッタンへは立ち入り全面禁止になりました。ということはダーリンは帰ってこれない。ひとりでも大丈夫!私はいえを守る!という言い張る私でしたが、You have to be with meと説得され、午後6時、私はコンピュータと数日分の着替えをバックパックにいれてニュージャージーへ。
もう地下鉄もバスも全面停止となっており、34丁目の埠頭からハドソン川を渡る船に乗るしかありません。自転車で埠頭に向かう途中、マンハッタンはもうゴーストタウン。警察と軍隊、周辺の州から駆けつけたさまざまな制服のハイウエーパトロール警官まで街角に並び、厳重体制を敷いており、いくつかのビルの上にはスナイパー要員も。何回も警官に呼び止められ、あっちの道へいけ、こっちに向かうな、とみんなピリピリ。自転車をこぐうちに、知らず知らずに涙がぼろぼろ。いえを捨てて安全なところに逃げねばならない難民の気持ち、痛いほどわかりました。
そしてあれから7年、アメリカはまたすっかり変わってしまいました。
南の空に向かって合掌。
Tuesday, September 9, 2008
今日の一言@ニューヨーク: A vending machine for dog treats?
マンハッタンのトライベッカ(TRIBECA: TRIangle Below CAnal Street)の住人になって早11年。人口が少なくて治安も今ひとつの静かな地区から、家族向けのコンドが林立してすっかりFamily Friendlyな地域となりました。乳母車が非常に増えてこのへんもミニ・ベビーブーム。それとともに、ペットの犬の数も上昇。
ペット(特にワンコ)ショップ、ワンコ美容院+ワンコホテルといいますか数時間~数日預かってくれる、といったそんな商売もいくつかうちの周りにも登場。10年一昔といいますが、すっかり様変わりしたものです。
ペットショップの前(写真右)には、25セントのコインで買える犬の「おやつ」の自動販売機まで(写真左)。その隣は飼い主向けの風船ガム。
金魚ちゃんを失い、次のペットはどうしよう、と思い始めたりして今日はペットショップの前で立ち止まってみました。
ペット(特にワンコ)ショップ、ワンコ美容院+ワンコホテルといいますか数時間~数日預かってくれる、といったそんな商売もいくつかうちの周りにも登場。10年一昔といいますが、すっかり様変わりしたものです。
ペットショップの前(写真右)には、25セントのコインで買える犬の「おやつ」の自動販売機まで(写真左)。その隣は飼い主向けの風船ガム。
金魚ちゃんを失い、次のペットはどうしよう、と思い始めたりして今日はペットショップの前で立ち止まってみました。
Thursday, September 4, 2008
今日の一言@ニューヨーク: A maverick and a hockey mom
共和党大会が今晩(木曜夜)、マケイン大統領候補の指名受諾演説で終了しました。ハリケーンのために1日短縮した大会でした。昨晩は初の共和党女性副大統領候補として、話題を集めているペイリン副大統領候補。スピーチの内容は二人ともにキーワードが、Change、あれ、どっかで聞いたような?民主党のテーマと似てます。やはり国民の8割が現政権からの変化を望むといわれている中、現政権の共和党でありながら、なんとか現状を打破するためには変化をもたらす大統領が求められていることに敏感に反映しているのでしょう。
マケイン氏は共和党の中でも亜流で活躍してきたmaverick、一匹狼的な存在でした。ベトナム戦争で負傷、さらにPOW(捕虜)として5年以上という経験の持ち主で、党派を超えて尊敬されている上院議員であることは周知のこと。そして、彼が選んだ副大統領候補が全校的には全く無名のアラスカ州知事、自称、hockey mom (アイスホッケーする子の世話をするママ)。これはsoccer mom というよく使われる表現とほぼ同様、郊外の中流主婦層(働いているケースも含む)で子供のサッカーの練習や試合にSUVでお迎え送りをするような人たちで、911以降に米国を守らねば、家族を守らねば、という強い意識を持った層。アラスカという土地柄、ホッケーがでてきたのかと思ってましたが、ホッケーはいくらかブルーカラーのスポーツ、という解釈もあるようです。
さあ、一匹狼とホッケーママ、オバマとバイデンのチームとの一騎打ちが始まりました。演説を聴く限り、個人的には圧倒的にオバマ氏の国家的レベルでのビジョンの話のほうが面白かったのですが、政治の世界はどうなるかわかりません。選挙権もない私としては傍観です。
マケイン氏は共和党の中でも亜流で活躍してきたmaverick、一匹狼的な存在でした。ベトナム戦争で負傷、さらにPOW(捕虜)として5年以上という経験の持ち主で、党派を超えて尊敬されている上院議員であることは周知のこと。そして、彼が選んだ副大統領候補が全校的には全く無名のアラスカ州知事、自称、hockey mom (アイスホッケーする子の世話をするママ)。これはsoccer mom というよく使われる表現とほぼ同様、郊外の中流主婦層(働いているケースも含む)で子供のサッカーの練習や試合にSUVでお迎え送りをするような人たちで、911以降に米国を守らねば、家族を守らねば、という強い意識を持った層。アラスカという土地柄、ホッケーがでてきたのかと思ってましたが、ホッケーはいくらかブルーカラーのスポーツ、という解釈もあるようです。
さあ、一匹狼とホッケーママ、オバマとバイデンのチームとの一騎打ちが始まりました。演説を聴く限り、個人的には圧倒的にオバマ氏の国家的レベルでのビジョンの話のほうが面白かったのですが、政治の世界はどうなるかわかりません。選挙権もない私としては傍観です。
Monday, September 1, 2008
今日の一言@ニューヨーク:Labor Day means the end of summer for many Americans

今日は9月の最初の月曜日、Labor Dayで全国的な祭日。この連休が終わると、いよいよ夏も終わりとなり、秋の気配が深まります。学校、大学も9月から始業で、事実上、これで夏休みが終わります。この2週間くらいはBack to school saleという広告が目立ち、文房具や通学に着る洋服、靴などのバーゲンもありました。
この週末、友人の持つコネチカットの別荘にお邪魔しました。ポートオーソリティーのバス停から1時間半ほど北上し、サウスベリーという町へ。そこでピックアップしてもらい、さらに15分ほど、見渡す限りの森に囲まれた自然の中にありました。とにかくお隣が見えない、というのがいいです。(一番近いお隣は300メートルくらい離れてあるんですが、木々に囲まれていて見えないのです。)
彼らはマンハッタンで週日を過ごし、週末は金曜の夜からここでジャクージー付のプールでのんびりして英気を養う、という生活です。夏場が中心ですが、冬でも2週間に一度はここで過ごすということでした。2階建ての大邸宅で、下は巨大なサンルームとリビング2つに食堂2つ、2階にベッドルームが3つ。ゲイのカップルなので子供はいませんが、親類や友人をよんでいつもにぎやか。
昨日の夜は、近くの農家で野菜、町のスーパーで肉を買ってバーベキューをしました。(写真左、中央)テーブルの向こうにプールがみえますでしょ。
野菜を買った農家の出先には、野牛がのんびりと日向ぼっこをしていました。(右)
ほんとに、豊かな自然で、豊かな生活。
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