Tuesday, August 11, 2009

今日の一言@ニューヨーク: Discover Japan in New York!




日曜日(9日)はニューヨークで浴衣を着て、「宮城県人会」におじゃましました。画家のSさんが宮城県ご出身で、県人会をソーホーにあるご自宅兼アトリエで開催されました。今回は七夕会で、特別に東北と北海道出身者とその友人も申し込みができて大盛況でありました。

日光から北に行ったこともない江戸っ子の私は、福島県人の友人のゲストとしておじゃましました。私の自宅からソーホーまで600メートルくらい、友人と私は浴衣姿でそぞろ歩き。アメリカ人からYou’re so beautiful!とかCool! なんていわれて恥ずかしかったですが、ちょっと「エヘン!」と日本人であることに嬉しさも。

会場のSさん宅には、きれいな七夕の飾り付け。そして手づくりずんだ餅、ずんだキャラメル、あぶら麩も登場しました。
あぶら麩は、ちょっと厚めのサッパリ系油揚げのようなお味でした。きゅうりとワカメに茗荷入りサラダに刻んで入っていたり、和風スパゲッティーの中に細かく入っていたり、とユニークな使い方をメンバーの方が用意されました。また、お味噌汁に肉、キノコ、野菜などと一緒にあぶら麩も加えて「ちゃんこ鍋」のようにいただく一品も大変美味でした。

宮城の方と話をしたら、ずんだ餅はお盆の時期に食べるのだとか。年中食べるわけではないのですね。福島出身で宮城との県境に近い人は、お母さんがずんだ餅をやはりお盆の時期に作って、親戚と一緒に食べていた、とか。「県境で異文化交流もあるんですわ」との発言に私は思わず大笑い。

私のような「異文化」からのゲストも結構多くて、すぐに暖かい雰囲気の中でいろんな方とお話ができました。同じ日本人なのに、ずんだ餅とあぶら麩の初体験をニューヨークで、という人は私以外にもいました。日本再発見の夕べでした。