Thursday, August 28, 2008

今日の一言@ニューヨーク: The change we need doesn't come from Washington. Change comes to Washington.

今日の一言@ニューヨーク: The change we need doesn't come from Washington. Change comes to Washington.

昨晩(木曜)東海岸10時半からオバマ候補の指名受諾演説がありましたが、皆さん、ニュースでご覧になりましたか。43分に及んだそうですが、そんなに長くは感じられず、私は息つく暇なくじっと聞きほれておりました。国民が必要とする変化こそ、われわれの手で政治の舞台で持ち込まねばならない、そうです、変化をワシントンに起こしましょう、という強いメッセージ。こんな簡単な英語で、ずばり、その意思が伝わるところがいいですね。

さらに、大統領になったら、具体的にはこうゆう政策をするという非常に論理的な提示もありました。

さまざまな批評家や歴史家がオバマ候補のこの演説への意見を述べていますが、ある歴史家は、1960年のJ.F.ケネディーの民主党大会での指名受諾演説の上をいく内容だった、というくらい、私もかなり興奮させられました。

初の黒人候補ということで、偏見も拭い去れず先行きがまだ不確定要素ばかりですが、ラジオだけで姿を見ないでこの演説を聴いて判断してもらいたいと思いました。人間はこのへん、感情動物だからむづかしいところです。

全文はこのサイトにあります。
http://www.huffingtonpost.com/2008/08/28/barack-obama-democratic-c_n_122224.html

Labor Day Weekendの月曜日から共和党大会が開催。女性副大統領候補を指名したマケイン大統領候補、どうでるか。

Monday, August 25, 2008

今日の一言@ニューヨーク: “No way, no how, no Mccaine”

コロラド州デンバーで、昨日から民主党大会Democratic Conventionが開かれています。今晩は、たった今、ヒラリー・クリントン上院議員がオバマ氏支援を訴えるスピーチをしたところ。非常に説得力があり、堂々としており、強い意思の中にユーモアもあり、迫力のあるスピーチでした。

その中で、どんなことがあっても、どんな理由でも、ぜったいマケイン議員じゃダメ!という意味で今日の一言がでてきました。文脈の前後がないとパンチがいまひとつですが、Noを3つ続けて否定を強調、わかりやすいですね。

昨日も迫力あるスピーカーが次から次へと登場。最後のトリはミッシェル・オバマ夫人でした。彼女のスピーチも非常によく計算されていて、未来のFirst Ladyらしいものでした。

一方、テッド・ケネディー上院議員は、不治の脳腫瘍で今年になって休養が続いていましたが、病をおして登場。ケネディー議員、来年の1月にはオバマと一緒に就任式を迎えるぞ、と病と闘う意思も表明。でも、そのスピーチ、希望にあふれた米国をもう一度われわれで掴もう、アメリカ人ならできる、という主旨で、最後は印象的な一節。
The hope rises again, and the dream lives on

リセッションの中、失業率は上昇、給与も頭打ちか減少、ガソリンも食料も高値になるわ、住宅ローンと毎月の支払いに汲々としている国民が増加中。アメリカ人はブッシュ政権8年にここで終止符をうち、希望と夢と変化を打ち出す民主党オバマ候補をホワイトハウスに送り込むことができるでしょうか。

Saturday, August 23, 2008

今日の一言@ニューヨーク: Life goes on…




日記を10日もサボっているうちに、世の中、どんどん先に進んでいますね。キャッチアップが大変!

10日間、短いようで長いです。何をしてたのか、日記をつけてないと忘れることが多いことに気づきました。でも日記をつけてなくても、世の中はまわる、Life goes on…ですね。
日記をサボった間の10大イベント!

1) オリンピックも終わって、こちらでは今晩(24日)、今まさにClosing Ceremonyを放映中。お~、2012年ロンドンへのバトンタッチで、ジミーペイジのギターがギンギン鳴いている! 

2) 先週末、パエヤを作って友人をよんでうちで食べた (写真左)

3) おととい、友人宅で生ロブスターをゆでて、ディナーをご馳走になった。カメラを忘れてしまい、真っ赤できれいなゆでたてロブスターを写真にとれず、残念。

4) 仕事を一生懸命、長時間労働続く(え、これもイベント?)

5) パリからの私の帰りを待って、ひとりでがんばっていた病気の金魚ちゃんが1年ちょっとの短い人生を終えてしまった! とてもショック。

6) 先々週のむし暑い日、マクドナルドのCoke Floatを飲んで元気をだした (写真中央: 近所のマックの2階の席で) なぜCoke Floatかわかりませんが、むし暑くなるとコーラとアイスクリームの組み合わせがむしょうに飲みたくなるのです。

7) ダーリンが中国に向けて、この週末に出発した

8) 米国人はこの週末からLabor Day Weekend(来週末)に向けて休みを取る人が多く、うちのビルの住人で残っているのは半分以下となっている

9) おととい、アボガドを買ってGuacamoleを作る、パープルのコーンチップにぴったり!(写真左)

10) NYはいよいよ秋の日差し、気温も快適。私の仕事部屋の窓につけるタイプのエアコン、今週末に箱に閉まった

Thursday, August 14, 2008

今日の一言@パリからニューヨークへ: My body is in New York, but my mind is still in Paris. 




数時間前にうちに戻ったのですが、時差ぼけで体はここありながら、頭はパリのまま。秋のような清々しいパリの天候から、むしむしとしたニューヨーク。これも東京に比べればなんということはないでしょうが、ひさしぶりの湿度。テレビを見ない、新聞も読まない生活をずっとしてきたら、世界でこの2週間でいろんなことがあったんですね、とビックリしたところです。インターネットでヘッドラインはみてましたが…

写真左、先週末は友人のパリ郊外のお宅のランチ。ベーコンと長ネギ、チーズ、タマゴがたっぶりはいったパイ。ほかほかのうちに食べると、とろける美味しさ。パイ皮は冷凍のものを使った、と言ってましたが、さすがフランスです、よくできています。

中央はチーズ各種。牛、ヤギのミルクをベースにしていました。ハエをよけるためのカバーもおしゃれ。

右はパリのルクセンブルグ公園の入り口のお花。お花の配色がいいな、と思って撮りました。

Monday, August 11, 2008

今日の一言@パリ: Paris Motor Show? Not quite. Well, not yet.




パリモーターショーの話、というわけではありません。そういえば今年はパリモーターショーの開催年(フランクフルトショーと隔年で交代)ですが、10月上旬でまだです。

パリの路上駐車している車の間隔は、5センチ、またはゼロ。縦列駐車が不得意の私はいつも感心してみています。出るときがまたこれ、すごい。バンパーで前後にぐいぐい、と前後の車を押してから、ギリギリとハンドルを切って前進します。

圧倒的にフランス車(ルノー、プジョー)が多く、ドイツ車、日本車がちらほら、という感じです。そして古い車が突然止まっていたりします。今日はミニ(写真左)とプジョー(中央)を見つけました。プジョーはまだ走れるの、これ?と聞きたくなる古さではないかと思います。

そして、AIXAMという車(右)も見かけました。この車はフランスや一部欧州では免許なして運転できる四輪車なんだそうです。どこからみても車ですが、免許なしでいいという法規の基準内。エンジンがトラクターとかの応用もので、速度がでないけど、燃費が良く、エコ車なんだとか。80年代からあるフランスの国産です。確かに渋滞が多く、狭い街中を自転車代わりに走るにはミニサイズで、ちんたら走ってもOKかも?

Thursday, August 7, 2008

今日の一言@パリ: Paris boasts its successful public bike rental program.



パリに戻ったらすっかり涼しくなっており、朝は18度、昼間でも26度くらいで清々しいお天気。そこで今日はVelib(公共貸し自転車システム)を使って、パリの6区と7区を中心に街をあちこち回ってみました。途中、セーヌ川の川沿いに並ぶbouquinisteを眺めたりもしました。古本や版画、ポスターなどを売る露天商のことですが移動はしません。それぞれ2メートルくらいの木箱を川沿いに常設していて、商品はそこにしまって鍵をかけて帰ります。バカンスの夏場は閉店中のbouquinisteも多いです。(写真右)

さて、自転車の話に戻りますと、パリのVelibは昨年夏に開始され、利用者の満足度も高く非常に成功しているということです。

150メールくらいの間隔で写真左のような自転車置き場が設置されています。旅行者でも簡単にクレジットカードで借りることができます。手前の塔のディスプレーには英語もあり、指示に従うだけ。基本料金1日利用が1ユーロ、7日利用5ユーロ。30分以内で返却すれば基本料金のみ。それ以上だと、30分ごとに1ユーロが加算されます。
自転車はそれぞれ個別に電子制御ロックシステムでつながっています。(写真中央)
詳細は日本語Wikiにかなりきちんと説明がありましたので省略します。

Velibは velo libre(free bike)を短縮した造語。自由な感覚で乗り回すにも便利。2時間ほどでしたが、3台を借りて、途中散策したりして、楽しいサイクリングでした。

Wednesday, August 6, 2008

今日の一言@フランスのド田舎: Simple meal is the best.




パリの高級レストランとは全く違ったランチでしたが、素材の質が良くて、最高のお味でした。
この地方(ガスコーニュのはずれ)ではフォアグラと鴨が特産。前菜はフォアグラにさっと火を通したものにリンゴ焼き、ワインソースかけ。(右) 主菜は鴨肉ソテーにポテトフライ。
デザートは地元のチーズとアップルトルテ(田舎風です、普通はリンゴがスライスされてパイ皮にのって焼かれています)。

凝った盛り付けでもなく、こだわったソースでもないのですが、そのシンプルな料理が素材のお味を引き立ててくれます。これで25ユーロ(ワイン別)、パリの半分以下の価格です。

Tuesday, August 5, 2008

今日の一言@France: No wonder people like to go on vacation in the countryside




パリから飛行機でトウールーズ(Toulouse)に飛び、そこから車で約1時間のところにある米国の友人の夏の別荘に遊びにきました。子供たちの夏季休暇の7、8月をここで過ごすようになって5年くらい経ったようです。私たちは今回初めて訪ねました。

西にはスペインのピレネー山脈の一部が見え、周りは農園で牛や羊がのんびりと暮らしています。家は19世紀に建てられた農家を改造したもので、シンプルですが温かみのあるもの。(写真左) 裏庭から見たものですが、プールとテラスがあり、今晩はテラスで日没を見ながら食事をしました。(中央と右) 
ここの日没は夜10時すぎ。(パリもですが)

あ~、ほとんど天国。3日かしか滞在したのが残念ですが、これは心の休まる場所です。

Sunday, August 3, 2008

今日の一言@ニューヨーク: August in Paris is so quiet and empty.




パリに来ました。パリジャンはみんなバカンスに出かけてしまい、8月の街はガラガラで静か。地元のバン屋さんからお肉屋さん、ドライクリーナー、レストランまで、7月末か8月初旬から3~4週間のバカンスです。パン屋さんがお休みになるのは悲しいですが、年によって順番があるそうで、同じ地域で3~4店に1店が営業をするのだそうです。でも大好きなMulotというパン屋さんは既にしっかりお休み。(日本にも支店を出しているようです)

旅行者と旅行に行かない(行けない)住民がパリを占領するわけですが、パリの粋なところは街のど真ん中、セーヌ川沿いに憩いのビーチ(Paris Plageと命名)を作って避暑地っぽい雰囲気を持ち込んでしまうアイデア。このビーチ、今年で4年目くらいでしょうか、実はセーヌ川沿いに走る自動車道を一部封鎖して、そこに大量の砂を持込み「海岸」をつくり、歩行者天国とするのです。(写真左) パリ市予算削減で、一部の企画がボツになったりしてますが、無料イベントやコンサートも盛りだくさん。

しかし思ったよりパリはむし暑いです。30度を超えて、湿度も高そう。
右の写真見てください、パリのワンコたち。夏に弱いのでしょうか、もうヘタヘタという感じで昼寝してました。