コロラド州デンバーで、昨日から民主党大会Democratic Conventionが開かれています。今晩は、たった今、ヒラリー・クリントン上院議員がオバマ氏支援を訴えるスピーチをしたところ。非常に説得力があり、堂々としており、強い意思の中にユーモアもあり、迫力のあるスピーチでした。
その中で、どんなことがあっても、どんな理由でも、ぜったいマケイン議員じゃダメ!という意味で今日の一言がでてきました。文脈の前後がないとパンチがいまひとつですが、Noを3つ続けて否定を強調、わかりやすいですね。
昨日も迫力あるスピーカーが次から次へと登場。最後のトリはミッシェル・オバマ夫人でした。彼女のスピーチも非常によく計算されていて、未来のFirst Ladyらしいものでした。
一方、テッド・ケネディー上院議員は、不治の脳腫瘍で今年になって休養が続いていましたが、病をおして登場。ケネディー議員、来年の1月にはオバマと一緒に就任式を迎えるぞ、と病と闘う意思も表明。でも、そのスピーチ、希望にあふれた米国をもう一度われわれで掴もう、アメリカ人ならできる、という主旨で、最後は印象的な一節。
The hope rises again, and the dream lives on
リセッションの中、失業率は上昇、給与も頭打ちか減少、ガソリンも食料も高値になるわ、住宅ローンと毎月の支払いに汲々としている国民が増加中。アメリカ人はブッシュ政権8年にここで終止符をうち、希望と夢と変化を打ち出す民主党オバマ候補をホワイトハウスに送り込むことができるでしょうか。