Wednesday, April 7, 2010

今日の一言@中国Shenzhen:Flying a kite on Tomb Sweeping Day




深センは香港から電車で30分ほどの内陸部にあり、気候はほぼ同じです。到着してからこの数日、曇り模様で湿度が高くても、過ごしやすい温度(日中22度くらい)で、春といったところです。

この週末は、清明節です。冬至から104日目(春分の日から15日目)で、先祖のお墓まいりをする行事の日だそうです。それで英語ではお墓掃除の日といわれます。日本のお盆というか、お彼岸というか、そんなイメージでしょうか。今年は、イースター休暇と同じ時期となったので、英国の習慣が根づく香港では、Good Fridayから火曜日まで長い週末休暇となります。もともと月曜日が清明節で祝日なので、振替休暇で火曜日までお休みです。深センのほうでは、基本的に清明節の4月5日のみ祝日となります。

中国では、清明節には伝統的に凧揚げをするそうです。それを知ったのは、ショッピングセンターでの買い物がきっかけとなりました。

サンダルを買った後、売り場のおねえさんが「請坐」と椅子を指して座って待つように、と言っているようでした。中国語がわからないので、身振り手振りで判断することが多いのですが、どうもChin Zaoのように聞こえたので、座って待ちました。すると彼女は売り場の奥に走っていって、興奮して戻ってきて、凧のはいったパッケージとタコ糸をくれました。どうも、これはお客様へのプレゼントだ、と一生懸命に説明をしているので、「謝謝」といって、もらって帰ってきました。

しかし、どうして凧をくれるわけ? と不思議に思ってグーグルで清明節のことを調べてみると、凧揚げをするのがこの祝日の習慣だと、あるサイトに説明が見つかりました。また、この日には、タコ糸を切って、凧をそのまま飛ばすことが幸運をよぶと云われるとか。
なるほど、それで凧のプレゼント。ショッピングセンターもいろいろと考えるものです。

夕食は四川料理レストランへ。写真は、ばら肉とキュウリの薄切り(スパイスソースにつけて食べる)、ダンダン麺です。