Wednesday, June 9, 2010

今日の一言@香港: A girls’ night out was a blast!









昨晩は、香港在住の友人とひさしぶりに女同士で、かしましく、めちゃ楽しい香港の夜を満喫いたしました。夜の計画は、すっかり彼女に頼ってしまいましたが、まず早めの夕食をしてから、映画「のだめカンタービレ」を鑑賞。それからお茶でまたおしゃべり。

夕食はパリでフランス料理修行をされた日本人女性オーナーシェフのお店でした。フィージョン系日本食と西洋風日本食の幅広いメニューを提供しています。私たちはオリジナル串焼、サラダ、ハンバーグとパスタなどをシェアして、ビールで乾杯。写真がうまく撮れませんでしたが、串焼き3種類はオリジナルで、写真の大阪風豚肉つみれの串焼きは特に絶品でした。

シェフの方が食事後の席にお挨拶に来てくれて、「のだめカンタービレ」にでてくるパリの風景のお話などでまた盛り上がりました。フランスのミシュラン星付きレストランなどでは、シェフが客席によくご挨拶にきますが、パリで修行した彼女もそんな習慣を踏襲しているのかな、と思わせる場面でした。

さて、浦島太郎の私はこの映画のことを全くなにも知らず、原作がロマンティックコメディー漫画であるということだけで、先入観なしに鑑賞しました。かわいい、おもろい、へえ、こりゃ漫画そのものの映画だ、という第一印象でありましたが、美しいクラシック音楽を漫画仕立てのストーリーの中で気軽に楽しめるのも若い人にはいいなあ、というものです。今日になってググッたら、ピアノ演奏はすべてラン・ランでした。あ、だから映画の中でポスターがでてきたのね、と納得。

私にとって非常に興味深かったことは、香港人の観衆の反応です。映画館は、若いカップルや女の子でほぼ満員でした。漫画チックな動作とアニメグラフィックで、おとぼけ奇才「のだめちゃん」とエクセントリックな登場人物らが笑いを誘う場面は多いですが、大きな笑いの渦が劇場を何度も飲込み、観衆の一体感が伝わってきました。きっと、広東語バージョンの原本も人気なんだと思います。

女同士の夜もいいなあ。昔、シンディ・ローパーがGirls Wanna Have Funというヒット曲を歌っていましたが、頭の中では今日もこのメロディーが流れています。