Thursday, March 18, 2010

今日の一言@ニューヨーク:My encounter with a con man.


12月から引越しの準備で、家にある様々なものを処分しました。ダーリンのものが圧倒的に多いのですが、私もニューヨークにかれこれ15年のあいだに余分なものが増えました。衣類や靴はあまりないのですが、それでも2年以上着てない衣類は、すべてリサイクル団体に寄付をし、古い本はBook Offニューヨーク店に持ち込みました。最近の英語の本は、1ドル、2ドルとなったものもあり、帰りにアイスクリームを食べました!

家具やら、装飾品、観葉植物などの処分でお世話になったのは、Craigslistという無料広告オンラインサイトです。Ikeaの家具などは、もう叩き売りか、無料で持っていけ状態で、処分するのに大変役立ちました。日本でもCraigslist英語サイトがあるようですが、ニューヨークのCraigslistの威力はすごいものがあります。無料で持っていってくれ(Free Stuff)、という広告をだすと100以上のメールが寄せられたことがありました。

いろんな人がいます。
安価であったり、ただでもらえるものについては、感謝のメールを後日くれた人もいて、そうゆう人に出会うと嬉しくなりました。私の金魚ちゃん(2008年他界)がいた水槽を今回手放したのですが、その水槽と備品全部を25ドルで買ってくれた若い男性は、後日、3歳の息子さんがその水槽に金魚を移してとてもハッピーだと、息子さんがニコニコと水槽を覗き込む写真を送ってくれてました。ジーンときちゃいました。

でも、約束に時間に取りに来ない、ドタキャンを2回もする、といった問題児もいました。もっとすごいのは、詐欺男との出会いです。もちろん、未然に防ぎましたが、話はこうです。

10年ほど使った食器棚を150ドルで売りたいという広告をしました。「あなたの家具をとても気に入り、すぐに買いたいのですが、小切手でもいいでしょうか。上乗せして200ドルですぐに小切手を送付するので、名前と住所をください。」と丁寧なメールきました。まあ、いいか、ということで、名前と住所を教えたところ、「私の私設秘書が、間違った小切手をつくってしまい、2200ドルの小切手を送ることになりました。お手数ですが、受け取ったら、小切手をあなたの銀行に入金し、すぐに私宛に2000ドル小切手を作って私に返金してください」というメールがきました。

こりゃ、へんだ。Fishy・・・臭いヨ、これ。
ダーリンが、その人の名前をググッテみたら、なんと、詐欺男としてあるサイトに載っていたのです。

詐欺にあった人のお話は次のようなものでした。
小切手を受け取って自分の口座に入金してから数日は、その小切手が銀行間で認証確認をするので、自分の口座には金額がそのまま入金したようにみえます。それで安心して、自分の小切手ですぐに詐欺男に返金した。数日後に、詐欺男からの小切手は問題があって入金されないという銀行からの連絡がくる。その頃には、自分の小切手はもう換金されていてキャンセルもできない、という状態。

詐欺男には、私はメールで、他の人にもう売ったから、バイバイ! とメールをしておいたら、小切手は送られてきませんでした。
私も、もう少しで2000ドルの大損、という悲劇となるところでした。

(写真は処分した水槽)