Sunday, June 28, 2009

今日の一言@ニューヨーク: Was he the King of Pop, or Wacho Jacko?

マイケル・ジャクソンの急死に伴い、この数日はテレビの特集番組が続いています。ポップの王者であったのか、奇行の目立つ変人だったのか、両方だったのか、50歳になったばかりのスターの死はさまざまな話題を提供しています。

私はジャクソン・ファイブ時代のマイケル・ジャクソンはよく知りません。ABCという曲に聞き覚えたあるという程度です。ディスコ全盛の1980年前後、アルバムOff the Wall の発表からThrillerへというころのマイケルの曲は、私の青春時代と重なります。特にファンではありませんでしたが、80年代のマイケルの歌と踊りは脳裏に焼きつきました。いまでもDon't Stop 'til You Get EnoughやRock with you、そしてBillie Jean, Thriller, Beat it が流れるともう思わず踊りだしてしまいそう!になります。

あの頃は溌剌として、スマイルが魅力的な黒人の青年だったのに。。。Thrillerのころから、整形手術で鼻の形が変わり、90年代にはいってあれよあれよという間に白人マイケルに変身でした。何故だったのでしょうか。異様な変身でした。

そしていくつかのスキャンダルがあり、アルバム売上もこのところは低迷し、奇行が目立つようになりました。コメディアンの誰かがWacho Jacko(口語で変人や狂人に使う形容詞wackyをもじってWacho、ジャクソンの冒頭のJackをJackoとして韻をふんだもの)と呼びはじめ、笑い種にもされました。

しかし独自の曲つくりと映像と組み合わせた音楽ビデオで人気を博し、すばらしい踊りの振り付けとMoon Walkのような超人的なステップを考案しました。ある意味では天才とxxは紙一重だったのでしょうか。私は彼をKing of Popと呼んであげたいです。