Friday, April 24, 2009
今日の一言@ニューヨーク: Jesus Christ, Super Star!
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St.Matthew Passion(マタイ受難曲)リブレットを観劇しました。
ブルックリン・アカデミー・オブ・アート、略してBAMは古典やクラシックなアートでも現代の解釈で作ったプロダクションをすることで有名な劇場です。前衛的なBAM劇場、“You cannot take pictures!” と後ろから怒られましたが、開演前に天井桟敷の席近くから写真もとってしまいました。
http://www.bam.org/view.aspx?pid=705
このマタイ受難曲リブレットもまさに前衛的でした。バッハによる受難曲を、イギリス人のジョナサン・ミラーが演出し、舞台は客席をはさんで真ん中に位置し、オーケストラとキャストが融合して展開するというもの。オケもキャストも服装が全くの普段着で、なんだか昔みたジーザス・クライスト・スーパースターを彷彿させる印象も持ちました。
キャストはみんな素晴らしく、特に福音史家(Evangelist)のテノール、それにカウンターテノールのおにいさんも素晴らしかったですね。バイオリニストとテノールの掛け合い、フルートとソプラノの掛け合い、と見所も沢山ありました。そして、じっくり3時間なのに長く感じない迫力でした。
私は明日からまたちょっとニューヨークを離れます。Here I go again!