なかなか暖かくなってくれないニューヨークで、今朝は雪まで舞う始末です。
さて、先週の半ば、古~い友人とチェルシー界隈でランチをしました。ちょうど、ピカソの1960~70年代の作品を展示(販売)しているアートギャラリーがそばだったので、ついでにランチ後にギャラリー巡りも一緒にしました。多作とはいえ、なんと100以上の作品放出です。
その古い友人とは、私が交換留学で大学3年のときにオハイオ州の小さな大学で知り合ったWさんでした。Wさんは神戸生まれの華僑で日本語がぺらぺら。当時のキャンパスでは唯一、日本語で会話ができる友人であったのでした。私は交換留学1年で帰ったあと、彼はその大学を卒業後、物理学で大学院に進み、今はある国立研究所の博士。偉くなったものです。
1995年くらいまで年に1回は手紙や電話をしてたのですが、私の数回の引越しを機に音信が途絶えてしまいました。そして、昨年突然、LinkedINというこちらの仕事仲間が良く使っているSNSで私を見つけて、メールをくれたのでした。昨年からは数ヶ月に一度はWhat’s up? (最近どうしてる?)みたいなメール交換をするようになり、うちのダーリンと彼のハニーと一緒に食事をする機会もできました。
私はFacebookはやってないのですが、WさんはFacebookではもっと昔の友人を見つけたといい、今日は当時の共通の友人の消息の話題で盛り上がってしまいました。H君はニュージャージーでエンジニアをしている、B君はこの近くのギャラリーのオーナーだ、JさんはワシントンDCで国務省の調査関係の仕事をしている、などなど、へえ、ビックリ!のことばかり。さすが、Wさんはネットワークがうまい。
しかし、最近のオンラインでのコミュニティーは大変な進化です。フェースブックみてよね、スカイプもして、ツイッターでフォローしてよ、それからユーチューブもチェックしてみてね、なんて会話、私のように携帯電話も非常用、という生活をしている人にはついていけません。
でもWさんいわく、国内や国外で会議や講演があると、世界中の友人とまた現地でコネクトできると楽しいよ、とのこと。確かに。ニューヨークの片隅で生きる私まで、よく探し出してくれたものです。