Thursday, July 14, 2011

今日の一言@ニューヨーク: The Freedom Tower goes up in the air.



一点の曇りもない透き通るような青い空。しばらく暑い日が続いていたところ、今日は7月の今頃にしてはめずらしく、秋のような爽やかな空気です。

ニューヨークに戻ってから、しばしば南の空を見上げています。ワールドトレードセンター第1ビル(通称フリーダムタワー)が、どんどん高くなって空にそびえるタワーの姿になってきました。先週撮った写真(右)をみると、アングルが違いますが4月の写真からの進捗が分かります。(やはり同じ場所から撮らないと比較しずらい!)

既に72階以上の鉄筋組み立てが進んだそうです。2013年の完成予定、地上105階が展望台となるそうです。実は私はニューヨークのエンパイヤステートビルに一回だけしか登ったことしかなく、今はなきワールドトレードセンターの展望台には行ったことがありませんでした。いつでもいけるから、まあいいか、とずっと思っていたのです。今度は出来たら一度は行ってみるか、という気分です。

さて、ワールドトレードセンター跡地には、この第1タワーのほかに第2、3、4のタワーが計画されています。しかし、この10年にはリーマンショックと景気後退。その影響で計画は何度も変更を経て、いまだに第2と3タワーの最終的な高さは決まっていません。こちらはまさに、The plan is up in the air. (計画は宙に浮いている状態)

一方、このフリーダムタワーと911犠牲者記念公園と記念館は、先に詳細が決定されて工事が進んでいます。今年はあの惨事から10周年となるため、それにむけて記念公園と記念館は完成します。

Friday, July 1, 2011

今日の一言@深セン:Dreaming of the Silk Road




新疆ウイグル自治区出身の人たちが多く住む地域があります。漢族と見ためがあまり区別つかない人もいますし、トルコ人のような白人系やアラブ系の風貌の人もいます。街ではよくウイグルの男性が荷台でナッツやナッツヌガーなどを売ってます。

ウイグル族はイスラム教徒のため、この地域では「清真」(ハラール:イスラム法上で許される食品)とマークのついたレストランがあります。私たちはしばしばそうしたレストランで食事をします。お目当ては羊肉や野菜のバーベキュー、そしてパンやピザ系の料理です。数年前に初めて深センに来てから、2週間に一度はご厄介になっているレストランが数箇所あります。

先日は、羊肉のひき肉詰めパイ、子羊肉バーベキューの載ったピザ風仕上げ(厚手のピザ生地で、どちらかというとパンでした)、そして炭火串焼き(羊肉、洋茄子、獅子唐)を食べました。18センチくらいある洋茄子は半分に割いて、その上にガーリックと赤唐辛子ドレッシングがたっぷりかかっていました。

「清真」のレストランでは、地元に住む家族らしき顧客以外にも、旅行や商用できている中東の人やインド人のお客さんを多く見かけます。男性が水パイプをくゆらせることができる別室を持つレストランもあります。

地続きで中東から中国へ、中国から中東、欧州へと人と物が流れたシルクロード。数千年後の今、深センが「21世紀のシルクロード」の拠点のひとつなんだなあ、と感慨にふけたりする夕食でした。