10月末から10日ほど東京の実家に戻りました。いつもはお正月の時期に戻るので、この時期に東京に来るのは15年ぶり。11月だというのに、この暖かさは何?という印象です。やはり温暖化に違いない、と思うようなこの一週間でした。
今回は短い滞在で、実家の年老いた両親の様子をチェックするのが目的だったので、外出やアポは最小限としました。特に大きな病気はないものの、認知症が始まった父と足腰の痛みを抱える母の生活は、いつまでなんとかふたりでやってくれるかを祈るしかない状況だと思いました。介護必要までもう一歩のぎりぎりのところまできている、という実感を持ちました。80歳という壁を乗り越えると世界は変わり始めました。
この春、母は地元のケアマネージャーと話をして準備を始めました。父は今、週に2日のデイケアセンターに通いだし、認知症の薬「アリセプト」が効いてきたようで多少持ち直しています。しかし、母もいつまで家事ができるか。掃除などを頼んでも、人を使ったことがない人なので、きちんと指示ができず、また自分でやり直すという性格が問題であり、どうしていいやら。
温暖化のおかけで、暖かい昼下がり、家中を掃除しまくった私でした。
ああ、疲れた。。。これからニューヨークに帰ります。
写真: 実家の小さな庭では、ピンクの小さい花のヒメツルソバ、ガーデンパープルセージ、そしてツワブキが咲いていました。