Friday, July 17, 2009

今日の一言@ニューヨーク: New York’s last and only beer garden with history




昨晩、ニューヨークに唯一残るといわれる伝統的なビアホールに行きました。クイーンズ区のアストリアにあり、マンハッタンから地下鉄で10分ほどのところにありました。ある日米関係者の会の恒例の夏のパーティーで、私は今年が初めてのビアホール体験でした。

写真左:はい、私はベルギーのヒューガルデン・ホワイト(手前)で夏らしく軽いビール。

ビールの種類はチェコやドイツ系ビールもいくつかあり、普通のバーでは飲めないドラフト種類を試せるのも楽しかったです。そして普段はあまり話が出来ないメンバーとの交流も、ビールで盛り上がりました。おつまみはチェコ風パテやポテトパンケーキ。(写真右:既に食べ散らかしていますが)

このビアホールはボヘミアンホールといい、チェコ移民がコミュニティ協会として建てたビルの中庭にあります。1910年に交流目的ホールが作られ、禁酒法廃止(1933年)と共にビアホールとしてオープンしたのだそうです。19世紀半ばからドイツや中欧からの移民が増え、20世紀半ばにはニューヨークには800以上のビアホールがあったといいます。今ではその当時からのものは、このボヘミアンホールのみとなりました。

200年ちょっととはいえ、歴史があちこちに感じられるのがニューヨークのいいところです。

Monday, July 6, 2009

今日の一言@ニューヨーク: Partial view was better than nothing.


今週末は独立記念日休暇。記念日が土曜日だったので、金曜日は振り替え休暇で多くの会社、証券市場などはお休みでした。私も友人のニュージャージーの家に金曜日からお邪魔して、土曜日のバーベキューの材料などのショッピングをお手伝いをし、今日、日曜日のお昼に戻りました。お天気に恵まれ、すがすがしい週末でした。

バーベキューですが、写真を撮らなかったのは理由があります。9人分のハンバーガー、チキンなどを用意し、いざ、グリルに点火、と思ったらなんとグリルに火がつかないのです。家からガスチューブをベランダの下に配線し、グリルに接続してあり、スイッチをひねれば火がつくはず、なのですが。。。全く点火しない、え、どうして? 

予行練習を今年はやっていないオーナーの友人は、慌てず、焦らず、「仕方ないからキッチンのオーブンで焼きましょう」ということに。ゲストの8人は、何故グリルがつかないのか理由を推測して一時は盛り上がりました。

理由の推測としては、1)冬の間にグリルが壊れた、2)冬の間に配線になにか問題があった、という通常のものですが、珍答がありました。バーベキューをよくするというアメリカ人Mさんが、「1年以上もガス線にガスを通さないと、そこに子虫が入り込んで蜘蛛の巣ができて、チューブを封鎖している可能性がある」というものです。ほ~、なるほど!とみんな妙に納得。

夜は数名で丘の上に歩いいって、遠くに見えるMacy’s Fireworksを部分的ですが見ることに成功しました。(写真) 全くみないよりはまし、という程度ではありました。今年はイーストリバー側ではなく、ハドソン川沿いに独立記念日のマンハッタンでの花火(Macy’s Fireworks)は移動となり、ニュージャージーからも見ることが可能となったわけです。(はい、デパートのメーシーズがスポンサーをしているものです。)

Wednesday, July 1, 2009

今日の一言@ニューヨーク:  My favorite things in the beginning of summer




雨も多く、涼しい日が続いた6月もいよいよ終わりに近づき、今週は30度を超す天気となっています。もう今週末はJuly Forth、独立記念日です。そして本格的な夏の始まりです。

夏といえばビーチ!という人もいますが、私はあまり好きではなく、直射日光を避けて静かな山と湖のあたりでゆっくりがいいなあ、というタイプです。そうゆうところに別荘を持っている友人、今年も誘ってくれるかなあ。お誘いを待っている間、私はずっとマンハッタンで夏らしい楽しみを探しています。

たとえば、夕暮れ時のお散歩。チェルシーの西側に最近、ハイライン(High Line)という昔の鉄道高架線を散歩道としたプロムナード公園がオープンしたので、早速行ってみました。線路わきに自然に咲く野花のように造園され、ベンチもあちこちにあってちょっとしたお洒落な散歩道です。14丁目のすぐ下から20丁目までのかつての高架線が蘇り、総工費は1億5200万ドルと報道されました。さらに30丁目まで延長する企画があるそうですが、さらなる投資にはまだしばらく時間がかかるようです。(写真右と中央)
「ハイライン公園友の会」に詳細あり(http://www.thehighline.org/)

そして、夏の街角にお目見えするアイスクリーム屋のトラック。既に5月くらいからあちこちに登場していますが、今週はお客さんも列を作るところも増え、ニューヨークの夏の風物です。(写真右) このアイスクリームトラック、定位置につくまで音楽を鳴らして走ってきます。ミスターソフティー(Mr Softee)ブランドがほとんどで、このフランチャイザーのトラックはみんな同じMr Softee Jingleという音楽を流しています。60年代に広告会社が作った曲だそうで、昔なつかしいメロディーという意見と耳について近所迷惑という意見があって、後者が最近は多くなったようで音量が落とされています。
この曲、確かに耳について一日離れないような曲です。ご関心のある方はユーチューブで。
http://www.youtube.com/watch?v=pJ2wA1yLsho

コーンシロップと糖分、脂肪の塊のアイスクリーム。Fat Free Frozen Yogurtもあるとはいっても、やはりトロッと甘い誘惑には勝てません。