7月上旬から香港に戻ってきました。今回は、ニューヨークから東京経由で飛んでみました。
香港の夏は5月末ごろから9月一杯続き、その暑さと湿気は東京の真夏の熱帯夜がずっと続いていると思ってもいいかと思われます。くる日もくる日も30度を超えて、夜も気温が28度以下に下がらず、湿気は常に70%以上、ほぼ90%という日も多い。お肌の保湿効果は抜群。でも、うちの中はすぐにカビの温床となります。
そんな中、ハイキングに挑んでいます。昨年10月に香港に戻ってきてから、日本人のハイキンググループに参加しています。グループは毎週、土曜日と日曜日に必ず、香港と新界のどこかで午前中にハイキングルートを3時間程度歩き、お昼をみんなで終点近くのレストランで会食します。会員になる必要もなく、時間と体調がよければ予定の集合場所に行くだけ、と何も面倒なことがないので非常に参加しやすいものです。そして、驚くことに、高層ビルが林立した大都会の香港なのに、地下鉄駅からちょっとバスで山と海の方向に向かうと大自然があちこちにあって、ハイキングコースも整備されていることです。
先週土曜日は夕方から蛍の光る山道を登る企画でした。しかも、住宅地からつながっている山道を1時間ほど歩くだけ。山水の音が聞こえ始め、ぽつぽつと蛍の光が見られるようになり、谷になった数カ所では何十もの蛍が天の川のように光っているではありませんか!こちらの蛍、かなり大きめで、チカチカ点滅をあまりしないで、ずっと光っているのでした。暗闇で上を見上げると、夜空にはキラキラと星も見えて、自然の中で思わず、一句。
天の川
天地に光る
蛍かな
そして、今日は緑深い山並みを歩き、ピークは435メートルのバトラー山の尾根から貯水池に下るルートを3時間ほど。台風の影響があって、風が強くて曇りがちであったため、夏の暑い中でもハイキング日和となりました。
Sunday, July 22, 2012
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